前回のあらすじ
コンゴウ団のキャプテン・ヨネに、ポケモン勝負の腕前を試されることになった主人公は、その力を示し、見事に彼女を降してみせます。その結果ヨネに気に入られ、ある依頼を任されることに。
依頼の内容は、シシの高台と呼ばれている場所を荒らす“オヤブン”の退治。
オヤブンとは「とにかくでっかいポケモンのこと」らしいのですが……。
果たして、どんなポケモンが待ち構えているのでしょうか。
つよさをとるか かわいさをとるか
シシの高台にいるオヤブン退治。……十中八九ボス戦ですよね。
前回ヨネ戦でストレート勝ちできなかっただけに、敵の強さに不安を感じています。
幸いにも、この黒曜の原野は冒険し甲斐のある広さ。
心ゆくまで探索して、ついでにレベリングもしちゃいましょう。
そういえば、バトルの後の経験値獲得画面で、ケムッソに「進化可能」って表示されていたんですよね。
勝手に進化しないのですね。
どうやって進化させるんだろうと、ポーチからポケモンを選んでみると、「進化」の項目が。
なんと、いつでも好きなタイミングで進化させられるようになっています。
そういえば、「進化ね、知ってる知ってるー」と流してしまいましたが、見張りのスグルさんからケムッソの捕獲を依頼されたときに、そんなようなことを説明された気がします。
いやはやこれは便利!
進化するレベルよりも上のレベルで覚える技を覚えさせてから進化させると決めているとか、こんなに可愛いのに進化するとどうしてあんなことになるんだ絶対進化させたくない!みたいな場合にとてもいいですね。
レベルが上がるたびに進化キャンセルしないといけないのがめんどくさいからって『かわらずのいし』を持たせておかなくてもよくなったのです。(そもそも本作はポケモンに道具を持たせられない)
さっそくケムッソちゃんを進化させることにしました。
うちの子はどっちになるでしょう。見守ります。
カラサリスに進化!
蝶になる道を選んだようです。
しかし進化の演出格好いいですね。BGMも和風でオシャレです。
この後さらにレベルを上げて、無事アゲハントに羽化しました。
ケムッソのほか、ムックルとコリンクも進化させました。
ムクバードとルクシオに。凛々しくなりました。
実はモクローも進化可能なレベルに到達しているのですが……。
ちょっと進化させられないかもしれません。かわいすぎて。
たった1匹の相棒ポケモンですし、進化してもらうのは図鑑タスクをきっちり埋めてからにしようと思います。
個人的にはピロロロロロプォーーン
新たにコロボーシ、フワンテ、イシツブテ、ズバットを捕獲し、てもちポケモンたちのレベルも上がってたところで、そろそろシシの高台へ向かうことにします。
アルセウスフォンが示した目的地の場所までやってくると、すでにヨネが待っていました。
遅れてラベン博士もやってきました。
今回はベースキャンプで報告を待つのではなく、間近で見届けるみたいです。
それで、肝心の“オヤブン”とかいうポケモンは……?
すると突然「ディ〜〜〜ンォ!!」と独特な鳴き声が響き渡ります。
シシの高台を荒らすオヤブンポケモン……今回の狩猟対象が姿を現しました。
そのポケモンは、コロトック。
まるで怒った時のナルガクルガのごとく、目がもやもやと不吉に赤く光っています。
いかにも“ボス”という佇まいに、身構えずにはいられません。
ここにきてヨネさんとラベン博士からオヤブンについての新情報です。
オヤブンポケモンは、特別な技を覚えている上、攻撃力も体力値も高いのだとか。
オヤブン専用技みたいなものがあるのでしょうか。相手は進化系ですし、ちょっと怖いものがあります。
現在のてもちはこんな感じ。
タイプ的に有利なのはムクバードですが、一番レベルが高いのはモクロー。
たぶんモクローでワンパンいけるんじゃないかなと踏んで、先頭モクローのままで挑んでみます。
いざ、勝負!
オヤブンコロトックのレベルは12。ヨネのゴンベよりも下です。
よし、レベル差7もあるなら、相棒のバツグン「つばめがえし」でいちげき……
またしてもルール無用!?
ポケモンバトルは、お互い行動を選んでからターンスタートってやるんですってば!
アイテム使用もポケモン交代も許さない速攻。
オヤブンの方のバツグン「つばめがえし」一撃で、相棒はHPゲージが赤色になる大ダメージです。
これはまずい。
てもちのポケモンを「ひんし」にしたくないので、すかさずムクバードに交代します。
すると、間髪入れずに再び「つばめがえし」を見舞われました。
これはいつもの挙動ではあるんですが、ヨネ戦のときは入れ替え後に攻撃を受けなかったので混乱してきました。一体なんの差なんですか。
ところで、戦闘中の「行動順」というものを確認できるようになったみたいです。
デジモンのタイムラインのようなものが導入されたんですね。これはわかりやすい。
「つばめがえし」か「エアスラッシュ」かで、行動順が変わる……!?
力業・早業関係なく、技によって行動順が変化することがあるようです。
「エアスラッシュ」ならムクバードが二連続で攻撃できる!
当然「エアスラッシュ」をぶちかますと、オヤブンコロトックのHPがごく僅かな状態に。
これはチャンスなのでは?
「捕まえるのはかなり難しいようです」と、オヤブンについての事前説明に書かれていましたが、せっかくなのでモンスターボールを投げてみました。
すると、思いのほかあっさり捕まりました。
いけるもんなんですね。
最後はなんともあっけないものでしたが、これにて、シシの高台を荒らすオヤブン退治、無事完了です。
もののけ姫みを感じる
荒ぶるオヤブンのいなくなったシシの高台にて、ヨネさんからお褒めの言葉をいただきました。
「たいしたもんだよね。まるで伝説の英雄みたいだ!」と。前回同様えらい持ち上げようです。
いやぁ、それほどでも〜と頭をかくような間は与えられず、どこからか「キュエーーン!!」と、また独特な鳴き声が聞こえてきます。
声が聞こえてきた方を見上げると、そこにはなんとも威厳に溢れたオドシシが。
どうやら「アヤシシさま」と呼ばれているようです。長老的な存在の、特別なオドシシなんでしょうか。
アヤシシさまは岩の上から降りていらっしゃると、主人公のことをじぃーっと見つめてきます。
どうやら気に入っていただけたようなのですが、特に何をするでもなく背を向けて去って行ってしまわれました。
ヨネいわく、アヤシシさまは人を乗せてヒスイの大地を駆け抜けるポケモンなのだそうです。
それを聞いたラベン博士が「まるでアローラのライドポケモンですね!」とわざわざ伝えてくれたので、今後背中に乗せてくれる展開になりそうです。
ところで、シンオウは「ヒスイ」と呼ばれている時代なのですが、アローラはすでにアローラなんですね。
博士、肌がやや褐色ですし、もしかしたらアローラから来た人なのかもしれませんね。
アヤシシさまの背中が見えなくなるのを見届けたヨネさんは「ありがとな! あんたの活躍はコンゴウ団の長にも伝えておくよ。あらためてお礼にいくからさ」と朗らかな笑顔を見せ、シシの高台を後にしました。
そして問題が解決した後にひょっこりやってきたテルくん。
このシシの高台に、新たなベースキャンプを設営することになったとおしえてくれます。
シマボシ隊長から言付かってきたようですね。
現場に到着した建築隊のみなさんがしっかり仕事をこなしてくれたようで、日が沈む前に新たな拠点『高台ベース』が完成しました。
これでようやっと一段落ですね。
調査報告をして、テルくんとラベン博士とともにコトブキムラに戻ります。
ウワサのバサギリ
いつもどおりイモヅル亭で夕食のイモモチを食べていると、店主のムベさんから“気になるウワサ”を聞かされることになりました。
「知っておるのか? 今朝からウワサの荒ぶるバサギリを」
バサギリ?
何かの事象をそう称しているのか、あるいは特定のポケモンのことを差しているのか。
初めて聞く単語にいくつも疑問符が浮かびます。とりあえず漠然と妖怪じみたものを想像しました。
「バサギリ」が具体的に何なのかという説明はありませんでしたが、“激しい雷にうたれておかしくなったもの”だということは話してくれました。
“激しい雷”というと、主人公がこの時代にタイムスリップしてきた日の夜、入隊試験の前夜に落ちていましたね。おそらくアレのことでしょう。(#2参照)
そのバサギリの様子を見にいった団員が何人も襲われたようです。
少なくとも医療隊がてんてこ舞いになるくらいには被害が出ているようですね。
うーん、しかし、ギンガ団員の人たちは特別な訓練を受けたすごい人たちというわけでもなさそうですから、事の深刻さを測りかねます。どれくらい危険なのか、どういった能力を持った人なら解決できそうなのか、この会話だけではさっぱり。(どうせ主人公が対処に向かうことになるのでしょうが)
博士は「いざとなったら調査隊が担当します」と凛々しく宣言しました。
頼もしい!と感心するより先に、“予感”が先行していました。
「未知のポケモンを調べるには危険がつきものですが、調査隊にはショウくんがいるのです!」
でしょうね。
他力本願とはまさにこのことか。
せめて主人公から同意を得なさいよ。
というか、“未知のポケモン”なんですね、バサギリというのは。
テルくんによると、バサギリはオヤブンよりも遥かに強いらしいです。
そうかぁ。今回のオヤブンコロトック、そこそこ強かったと思うんですが、それより遥かに強いんですね……。
レベリングしっかりやろうと決意して、宿舎に戻ることにしました。
本日はここまでです。
翌日、新たな2人の登場人物と、相見えることとなります。
【つづく……】
さいごに
探索中、水の中にもポケモンを出せることに気がつきました。
戯れようと自身も川に飛び込んでみたのですが……。
溺れてしまいました……。
ブイゼルが運んでくれたのか、橋の上に戻されていました。
主人公、泳げないみたいです。