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【ポケモンアルセウス】こなせ!図鑑タスク 〜いつか蝶になる日を夢見て〜#4【プレイ日記】

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前回のあらすじ

ギンガ団の調査隊入隊試験に挑むため「黒曜の原野」を訪れた主人公は、ラベン博士の激励やテルの助言を受け、課題である3匹のポケモン(ビッパ・ムックル・コリンク)の捕獲に見事成功。
無事に帰還し、調査隊隊長のシマボシやギンガ団団長のデンボク氏にも認められ、晴れてギンガ団調査隊の一員となったのでした。
調査隊員として活動できるようになった主人公に、ラベン博士は「ポケモン図鑑」を手渡します。図鑑には、「図鑑タスク」なるものが一覧で記載されており……?

見張りのスグルは持ち場を一歩も離れない

ポケモン図鑑を受け取ると、いよいよ「ポケモンが始まった」という感じがします。
本作では博士のお手製でアナログな図鑑ですが、この時代らしさが出ていてとてもいいですね。

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そして気になる「図鑑タスク」ですが、どうやらちゃんと説明してくれるみたいです。
「原野ベースにいきましょう!」ということなので、さっそく向かうことになりました。
博士とテルに続いて門の方へ歩き始めると、不意に声をかけられます。

声の主は、ギンガ団本部の前に立つ見張りのスグルさんでした。

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原野ベースに行くならついでに自分の依頼もきいてほしいというスグルさん。持ち場を離れられないからそちらさんから話しかけにきてねと、ほんの数歩先だというのに一歩たりとも動きません。

なんでじゃ! だったら今すぐそこから話さんかい!

とツッコミを入れたくなってしまいますが、どうやら「サブ任務」のチュートリアルだったようです。
頼みごとを持っている人の話を聞いて解決してあげれば報酬が得られるという、この手のゲームでは定番の要素。
タスクもクエストも【未】状態が大嫌い、バッジも消さなきゃ気が済まない管理人、主人公を道連れに、すべからく引き受けにかかります。

スグルさんは「ポケモンのケムッソをしっているか?」と切り出し、“頼みごと”の話を始めました。
なんでも「ポケモンは進化と呼ばれる、姿かたちが変わって強くなる現象を起こす」とラベン博士に聞いたのだとか。スグルさんは自分の手でケムッソを育てて進化させたいらしく、ケムッソを捕まえたらゆずってほしいと言います。
ケムッソと言えばホウエン地方のむしポケモン。マユルド(ドクケイル)かカラサリス(アゲハント)にランダムに進化するんですよね。むしタイプは進化が早いので進化入門にはうってつけのポケモンと言えそうです。

ケムッソに出会ったら思い出せるように頭の片隅に置いておくとして、博士とテルくんの後を追いましょう。

はるか彼方丘のむこうの 原野にのぼる朝日よ

再び黒曜の原野のベースキャンプにやってきました。

さっそく博士が「図鑑タスク」の説明をしてくれます。

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「図鑑タスク」とは、ポケモン図鑑を完成させるためにするべきこと。ポケモンを捕まえたり、ポケモンと戦ったり、ポケモンのわざを見たり……と、ポケモンごとに設定されている図鑑タスクをこなすと「研究ポイント」がたまっていくのだそうです。「研究ポイント」をためることで、ポケモン図鑑が完成に近づくということですね。

博士が説明を終えると、テルくんが「大事なことを教える」と深刻な面持ちで主人公の方へ向き直りました。
「野生のポケモンはおまえを襲うだろう。そんなときは回避だ!」
そう言うとテルくんは、見て盗めとぴょーんと飛び込み前転してみせます。

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ここで「回避」が解禁。Yボタンでくるりと一回転。回避行動をとることができるようになりました。

ポケモンの技は強烈なので何発も喰らうと気絶するみたいです。
以前気絶させられたとき“も”警備隊の人に助けられたというテルくん。

……これは、いよいよ無敵のチュートリアルモードの終了を教えてくれているのですね。
ポケモンの技を何発も受けると気絶して、おそらく警備隊の人に助けてもらったという形でベースキャンプに戻されるのでしょう。モンハンでいう「力尽きました」と同様ですね。
そうなるとデメリットが気になります。今のところ説明してもらえませんが……。

テルくんは「心配するなよ。おれがいろいろ教えてやるから。だってセンパイだからな」と無邪気に先輩風を吹かせ、意気揚々と原野の向こうへ駆けていきました。

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テルの背中を見送り終えると、操作が可能な状態に。
ここからは「図鑑タスクをこなしてみよう!」ってことですね。

よくある機能をなにかと踏襲している本作

先を行ったテルくんに追いつくと、「調査隊口伝!」として便利な操作を教えてくれます。
「ZLでポケモンに注目したまま下ボタンで図鑑をひらく」と、そのポケモンの図鑑タスクのページが表示され、すぐに確認できるのだそうです。

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なるほど。
今は数匹しか出会っていませんが、今後100匹200匹と見つけていくと、「あれ、このポケモンのタスクなんだっけ?」な状態になること必至でしょう。当然図鑑の一覧も数が増えて探しにくくなるでしょうし、後半ほど重宝しそうですね。

そしてこの図鑑タスクの一覧を確認するとわかるとおり、ビッパのタスクには「捕まえた数」という項目があります。今作では、1匹捕まえて終わりではなく、2匹4匹とたくさん捕まえていく必要があるみたいです。こういうところもポケモンGOライクですね。

その後、「みつからずに捕まえた数」のタスクをこなすには草むらに隠れてモンスターボールを投げればいいよと教わったり、件のケムッソを捕獲したりしながら、明るく美しい黒曜の原野を探索していると……。
いかにも素材っぽいオブジェクトを発見しました。しかし近付いても「採掘する」みたいな表示は出てきません。もしやと思ってポケモンボールを投げつけてみると……、採れた!

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モンスターボールのクラフトに必要な「たまいし」を獲得できました。
「木や岩に向かって投げると〜」の「岩」は、これのことだったんですね。でもこれ、岩か……?

細かいことはさておき、ちょっと手持ちのポケモンたちが弱ってきちゃったので一度戻りたいです。
こういうのって、ベースキャンプに戻れば回復できると思うのですが、ベースキャンプってどこだっけ、とマップを確認。すると気づきました。

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ファストトラベルができる!

ですよねー。ゼルダやマリオですらできるのですから。当然そうなってますよね。

ベースキャンプに戻って、テントを調べるか、ギンガ団員さんに話しかけると休めます。
「どれだけ休みますか?」と聞かれるということは、BotWのように時間帯を変更できるのですね。

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ベースキャンプではポケモンの入れ替えも買い物もできちゃいます。もうこれは拠点に帰らなくてよくなるやつ。

全回復したところで調査再開。
ケムッソがにょこにょこ活動している木がまばらな野原を抜けてその先へ進むと、川辺でテルくんがブイゼルについて教えてくれます。ブイゼルもコリンク同様、気性が荒く、技を放ってくるポケモンなのだそうです。
ブイゼルの図鑑タスクには「特定の技を見る」という項目があるらしく、それは戦っているとき(バトルフェーズ中)に見なくてはいけないのだそうです。

ここでやっと「ダメージ」と「ピンチ状態」の説明が出てきました。

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  • ダメージを受け続けると「ピンチ状態」になり、画面が赤くなる
  • ダメージは時間経過で回復するが、野生のポケモンに敵視されている状態では回復しない
  • 「ピンチ状態」のときにさらにダメージを受けると力尽きて目の前がまっくらになる

……とのこと。
スプラトゥーンなどと同じ感じですね。

それではブイゼル戦といきましょう。
どうやら背後からポケモンボールを当てると隙をつけるらしく、隙をつかれたポケモンは最初の1ターン行動不能になるみたいです。

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技を見ることはできませんでしたが、さくっと捕獲完了。
さっそくテルくんに報告にいくと、「空から落ちてきた謎のおまえだがよくやっているな」とやや余計な言葉付きで褒めてくれました。そして「クラフトキット」なるものをわたしてくれます。

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「クラフトキット」はベースキャンプやコトブキムラにあったクラフト台の携帯用簡易版。
いつでもどこでもクラフト可能ですが、ポーチの中のアイテムしか使えず、ポーチに入りきらない量は作れないとのことです。いつものポケモンとは違い、持てるアイテムの量に限界があるということも同時に知ります。
宿舎やベースキャンプにチェストのようなものが置かれていたので、たぶんそれでアイテムの出し入れができるのでしょう。基本的には、必要なもの以外は置いていくことになりますね。

「しっかり図鑑タスクをこなしたらラベン博士に報告しろよ。じゃな!」と笑顔で告げ、テルくんは去って行ってしまいました。これでテルくんのアドバイスは全部みたいです。
では折を見て博士のところに戻りましょうか。

その後もポケモンを追いかけ回し、博士のところへ戻ってきた頃には、すっかり日が傾いていました。
では博士、「調査報告」について教えてください。

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調査報告をすると、なんとお金がもらえるようです。
報酬額は、捕まえたポケモンのLvや数、その他条件によって変わるとのこと。

おおぉ、本当に仕事に対する対価をいただけるのですね。
行き場なく困り果てた若者を利用し搾取するがごとく、衣食住と引き換えの労働をさせるのだと思っていたのですが、ちゃんと報酬を支払ってくれるようです。

さて。では今回の報酬金額は……?

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2217円!

う、ううん?
この時代の物価がわかりませんし、これが高いのか低いのかはわかりません。
ただ、ゲームの感覚で言うと、初っ端の報酬が4桁ってことは、全体の金額がかなり高めなのではと震えます。特にシステム解放系は10万20万平気でかかりそうな予感が……。

ともあれ、図鑑タスクを一定量こなしたので団員ランクが上がるようです。
「シマボシ隊長に報告するのです!」と言うので、ラベン博士とともにコトブキムラに戻ることになりました。

きっとムサシと同じ展開

本部前までやってくると、今朝と変わらない位置で見張りのスグルさんが立っています。
ケムッソ、ちゃーんと捕まえてきましたよってことで、1匹譲ってあげますか。

ケムッソを連れてきてあげるとスグルさんは大喜び。「さっそく名前をつけよう」と思案を巡らせます。
「こいつは将来アゲハントというポケモンに進化するらしいから」となぜかドクケイルの可能性をガン無視し、「アゲちゃん」「アゲのすけ」「アゲまる」という候補の中から、どの名前がいいかを聞いてきます。

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これ絶対ドクケイルに進化する展開のやつやんと察しつつ、「アゲまる」を選んでおきました。

「りっぱなアゲハントに育てるからみててくれよな!」としっかりフラグを立てるスグル氏。

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もしかして、アゲまるは今後もスグルさんの隣にとどまるのでしょうか。
話しかけると「キュメメ」と見上げてきてかわいいです。

サブ任務も達成したことですし、隊長のもとへ向かいましょう。

「いまのオレがほしいのは勝利なんだ」のトラウマ

執務室を訪ね、シマボシ隊長に図鑑を見せると、ランクアップの承認をしてもらえました。

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これでランクは「ゼロボシ」から「ヒトツボシ」へ。
十段階あるようなので、最終的には「トオツボシ」になるのでしょうか。

これにより、ヘビーボールが解放され、レベル20までのポケモンが言うことを聞くようになり、調査報告で得られる報酬も多くなりました。この団員ランクがジムバッジの代わりなのですね。

シマボシ隊長は厳しい顔つきのまま、主人公を真っ直ぐ見つめ、言います。
「空から落ちてきた異端者がまだ生きているのは、キミの才覚と努力の結果である」

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「多くの人はわかりやすいものを好む。団員ランクを上げれば空から落ちてきた怪しい人間も受け入れてもらえるだろう」と。

シマボシ隊長は、主人公の才覚と努力を認めてくれた上で、この地で受け入れてもらうためにすべきことを導いてくれているのですね。良い上司に恵まれました。

「イモヅル亭で食事をとり休息するがいい」と帰してもらえたので、このままイモヅル亭に直行します。
わざわざ「イモヅル亭で」と指定されたのですが、ギンガ団と提携でもしているんでしょうか。提供してもらえる「食」はイモヅル亭のご飯なのですね。

今日も外の席で、すっかり打ち解けたテルくんとラベン博士とともに夕飯の時間です。
テルくんと博士から、調査隊はゴタゴタが起きるたびに出動するポケモン万屋だなーなんていう世界観的な話と、ラベン博士の研究室の黒板に貼られた「依頼メモ」からサブ任務を受けられるというややメタ的な話を聞かせてもらいました。
関連して、話題はテルが現在請け負っている依頼について。
するとテルくんは「あれは……ショウ向きかな」と俯き加減になってしまいました。

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「ポケモンを戦わせるのがうまくないと依頼をこなせそうにないからなあ」と主人公と比較して落ち込んだ様子のテルくんに、ホップくんの姿が重なりびくつきます。さすがにこんなに早い段階で病んだりしませんよね……?

依頼の内容までは教えてもらえませんでしたが、依頼主はコンゴウ団のヨネさん、という方らしいです。
ギンガ団の他にも団が存在することをここで知ります。コンゴウってことは金剛石、すなわちダイヤモンドですから、パール側(シラタマ?)も出てきそうですね。

ラベン博士によると、コンゴウ団の人々はギンガ団の人たちよりも前からこのヒスイ地方で暮らしているのだそうです。あまり交流が盛んではないような口ぶりですが、敵対はしていなさそうですね。

露骨に落ち込んだテルくんを気にしたのか、博士は「とにかく話は明日きくとして、今夜はゆっくり休むのです!」と強引に話を断ち切りました。

そして翌日。

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真剣な顔つきのテルくんに、「訓練場で待っているぞ」と告げられます。

【つづく……】

さいごに

ライバルポジションのキャラクターより主人公の方が優れているところとか、劣っていることで悔しがったり負け惜しみを言うのではなく落ち込んでしまうところとか、なにかと現代的な感じです。
ヘコみまくってるホップくんとのバトルは、わざと負けるべきか本当に悩みましたが、レベル上げまくっちゃってて時間かかりそうだったので倒しちゃったんですよね。それでさらに落ち込ませたのかと思うと、勝負に勝ったのになんか素直に喜べなかったなぁ。