Bedrock Edition v1.18.31
マイクラのチャンクと座標
マイクラには「チャンク」と呼ばれる16×16ブロックの“区切り”があります。
読み込み範囲や地図の境目など、あらゆるところでこのチャンクを基準としているので意識する場面は多いのですが、ゼロ座標やマイナス座標があるため、計算するときにちょっと悩んでしまうことがあるんですよね。
以前、初期スポーン地点の探し方とリスポーン時の挙動を調べてみた記事でも書いたのですが、マイクラには「座標」と「ブロック座標」があります。
「座標」は、いわゆる一般的な座標と同様のもので、小数点単位で細かな点の位置を表します。一方「ブロック座標」は、ブロックの位置を表すもので、Z-(北)方向を向いたとき、ブロックの左上の境目となる点の整数座標を表します。
統合版で画面左上に表示される「位置」は、「ブロック座標」です。
(座標の表示方法は、設定>ゲーム>座標を表示
)
チャンクは(0, 0)座標を起点としているので、(0, 0)のブロック座標を含むチャンクは、位置: (0, 0)〜位置: (15, 15)の範囲となります。
計算で出す場合、座標÷16の小数点を切り捨て、その値に16をかけることで、Z-(北)方向を向いているときの左上端のブロック座標を算出できるみたいです。
[ 座標 ÷ 16 ] × 16 = チャンクの最小ブロック座標
それがわかるなら、ということで、チャンクの端のブロック座標を算出するだけのツールを作ってみました。
チャンクの境目のブロック座標
現在のX座標(「位置」の左の数値)とZ座標(「位置」の右の数値)を入力すると、その座標を含むチャンクの四隅のブロック座標と、8の倍数になるチャンクの中央のブロック座標を表示します。は入力した座標のブロック位置です。
さいごに
これでチャンク露天掘りがはかどります。
「スライムチャンクでもないのに、なんのために露天掘りなんてするの?」という疑問が浮かぶことがあるかもしれませんが、それはそっと胸の内にしまっておきましょう。何か目的があるかもしれませんし、露天掘りをすること自体が目的かもしれません。いずれにせよ、それは一つのロマンなのです。