Bedrock Edition v1.16.221
初期スポーン地点に小ぢんまりとした神殿を建てたかった
「初期スポーン地点に神殿を建築したい。そして、あたかも召喚されたかのように格好良くリスポーンしたい」
そんな野望をPEの頃から抱いていました。今回、ついにその野望を実現すべく行動に移します。
ということで、初期スポーン地点について調べてみました。
初期スポーン地点の調べ方
初期スポーン地点を調べるには「コンパス」を使います。
マイクラの世界の「コンパス」が指すのは、マップ上の“上方向”ではなく、初期スポーン地点となります。
自分(プレイヤー)の生まれ落ちた場所が、北極点になるということですね。
「コンパス」の赤い針が指し示す方向を確認してみると、初期スポーン地点は、どうやら「マス」ではなく「点」のようです。
「コンパス」が示すのは初期スポーン地点の「座標」なのですね。
ちなみに、マイクラの世界には「座標」と「ブロック座標」というものがあり、「座標」は(整数の場合)ブロックの境界点を、「ブロック座標」はブロックの位置を表すのだそうです。
統合版で表示される座標は「ブロック座標」の方みたいです。(座標の表示方法は、設定>ゲーム>座標を表示
)
初期スポーン地点を中心とした神殿を建てたいのですが、整数座標を中心とするとか、ブロック座標を中心とするか、悩みどころ。それによって偶数建築か奇数建築かが変わってきます。
そもそも、リスポーンした時に降り立つのは、コンパスが指し示した座標の真上である“ブロックの境界点”なのでしょうか。それとも、ブロック座標で判断した“ブロックの中心”なのでしょうか。
リスポーンした時に立つのはブロックの境界点? それとも中心?
確かめるために、死んでリスポーンしてみました。
結果、降り立った場所は、コンパスが指し示した座標の真上、ブロックの境界点でした。
リスポーン時に建物のド真ん中に現れたいのなら、偶数建築になりますね。
初期スポーン地点に建物を立てるとどうなるのか
結論から先にお伝えすると、屋根の上にリスポーンしてしまいます。
階段ブロックやハーフブロックは無視されるのではないかと期待していたのですが、そんなことにはなりませんでした。
リスポーンすると、種類問わず初期スポーン地点の一番高い位置にあるブロックに着地するようです。
そうなると次に気になってくるのは、どのくらいの高さまで認められるのか、ということ。
ブロックを置ける限界の高さまで行って、下付きハーフブロックを設置してみました。
この状態で死んだら、どこにリスポーンするのでしょうか。
結果は……、
きっちり天空でした。
……ならば、もし初期スポーン地点が「溶岩」だったらどうなるのでしょう。
もう“詰み”になってしまうのでしょうか?
結果は……、
別の場所に出てきました。
さすがに溶岩は避けてスポーンしてくれるようです。
何回か試してみましたが、必ず初期スポーン地点の周囲──x軸z軸はバラバラでy軸は71に生まれます。
y軸が71なのは、神殿の床の高さ(流れ落ちる溶岩の着地点)がちょうど71なので、そこを基準にしているのだと思われます。
まとめ
- 初期スポーン地点を調べるには「コンパス」を使う
- 初期スポーン地点は「ブロック座標」ではなく「座標」を指し示す
- リスポーンする場所は、ブロックの中心ではなくブロック同士の境界点
- リスポーンする場所は、初期スポーン地点の一番高い位置にあるブロック
- リスポーンする場所が溶岩の場合、溶岩の上にはスポーンせず、その周囲(x軸z軸はランダム、y軸は溶岩が地面についた高さ)にリスポーンする
さいごに
神殿を建ててみたのですが、召喚されたかのように格好良くリスポーンは、無理そうです。
朽ち果てた感じの神殿であれば、天井が空いていても気にならないかもしれませんが、どうしたものか……。