ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。
LOOP1の記事はこちら。
【グノーシア】の記事一覧はこちら。
はじまり “答え”を探して
11回目のループが始まりました。
現在の状況をちょっと整理してみます。
前回、新たにククルシカとジョナスという人物が加わり、船の乗員は主人公を含めて11人となりました。(抜けてしまった夕里子を含めると12人)
カミングアウトするような役職として登場したのは、『エンジニア』と『ドクター』の2種類。
さらに、人間側の存在として『守護天使』、グノーシア側の存在として『AC主義者』も登場しました。
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主人公の記憶は依然として戻らず、他の乗員たちのことも含め、なぜこの船に乗っているのか、この船の目的地はどこなのか、何もわかっていない状態です。
ただ、わかっているのは、グノーシアという人間の敵が存在すること。
船上の人間とグノーシアが議論によって争う数日間が決着すると、また最初の1日目に戻ってしまうこと。
ループの度に役割や構成員が変わること。
そして、ループしているのは主人公だけではない、ということ。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/002.png)
ループの始点、と表現するのですね。
この時点でセツと会えたのは、主人公としても久しぶりだと思います。
おそらく一番最初……記憶を失って目を覚ましたLOOP1以来なのではないでしょうか。
情報交換しておこうか、と笑顔を見せるセツ。
「鍵」を出して、と言われるのですが……、「鍵」?
「鍵」というのは、やはりLOOP1で授かった、あの仮称エンダーアイのことでしょうか。
そういえば、あれ、立体映像のようなものに見えましたが、主人公はどうやって保管しているのでしょう。
ただ「鍵」を出したいと考えてみて、と言うので試してみると……、どこからともなく、予想通り、あのエンダーアイが出現しました。
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科学の 力って すげー!
物理的にどこかにしまうわけではなく、意思の力で出し入れできるんですね。
セツは、この「鍵」には今までのループで経験した事象が刻まれている、と教えてくれます。
記憶をデータ化して記録している、という認識でいいんでしょうか。
未来の記録媒体ってことですね。デザインまでオシャレで、いいなぁ。こんな時代早くきてほしい。
さらに、「鍵」同士を触れ合わせることで、お互いの経験を共有できるみたいです。
さっそくセツの「鍵」と触れ合わせてみると……、
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/004.png)
ずらずらっと、まるで目の前にあるスクリーンに投影されるかのように、これまでにセツが経験したループの情報が流れ込んできます。
「Loop158」「Loop159」……セツ、そんなにループしているんですね。
ここからわかることも結構ありそうです。
英数字の意味は、だいたいこんな感じでしょうか。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/005.png)
Loop159の「nm」に「15」とあるので、まだ出会っていない登場人物があと3人いそうです。
結果画面の表示的にも、おそらく15人がMAXなのではないかなと思います。
存在する役職を表していると思われる「E」「D」「A」「K」「W」表示の「K」がAC主義者だと思うのですが、単語が何なのかちょっとわからないです。まさか「Kyojin」ではないでしょうし……。
「W」も不明です。「CO_W」とあるので、カミングアウトするような役職なんだと思いますが……。
役割の下の「st. gn. sq. jn. kk. ...」の表示は、そのまま乗員名を表しているっぽいですね。
現時点で誰だかわからないのは、「gn」「nn」「sm」「lv」「rn」。
「lv」でまず思い付くのは「LeVi」ですが、まだ全員出揃っていないので何とも言えませんね。
このIDのようなものすらわからない人物が2名いるせいで、予測しづらいです。
Loop159は乗員15人なのに2人分書かれていないのは、なぜなんでしょう……。
この乗員名表示で気になることと言えば、主人公のことを表す単語らしきものが見当たらない、ということ。
毎回「st」の次に来ている「gn」がそれっぽいのですが、「gn」で真っ先に思いつくのは「グノーシア」とか「グノース」なんですよね……。
忘れてしまっているだけで、主人公が黒幕(グノース)という可能性、ありそうです。
そしてもう一つ気になるのは、ステラとコメットだとわかるものがない、という点です。
「ステラ」と「コメット」って、わかりやすく星を意味する単語なんですよね。
「星」は結構重要なキーワードなんじゃないかなと思っていたりします。
「異星体グノース」や、夕里子さんの「星々はお前を見ている」というセリフとか、それっぽいです。
サントラの最後の曲(たぶんエンディング曲)のタイトルが「blue sky, blue star」だった、というのもあります。(「blue star」は「シリウス」のことかもしれませんが。)
ステラとコメットは、今のところ怪しさゼロなので、推理ものの犯人役としては、いかにもなんですよね。
(一番怪しくないヤツか、序盤で容疑者から外れるヤツが犯人なのはよくあるパターン。)
単純に偽名とか、内部的な識別名が違う可能性はありますけどね。
長々と書いてしまいましたが、結局わかったことと言えば、「W」の役職が今後追加されるだろうということと、新たに3人加わるだろう、ということくらいですね。(そして主人公黒幕説が濃厚になってきた、と。)
160ものループを経験しているセツに対し、主人公は今回が11回目。
「ふふ、私の方がずいぶん先輩だ」と、セツは優しくも切ない笑みを浮かべます。
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「状況設定が機能していないみたいだね」とも。
そのうち「状況設定」という、新しい機能が解放されそうです。(クリア後かもしれませんが。)
セツと「鍵」を共有したことにより、乗員のデータが更新されました。
みんなの能力値が見られるようになっています。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/007.png)
主人公同様、一人一人パラメータが設定されているんですね。しかも、能力値は上昇していくようです。
味方がより頼もしくなる、と捉えるべきか、敵がさらに手強くなる、と捉えるべきか……。
どちらにせよ、乗員の能力傾向を把握しておくのは大切ですね。
さらに、セツはもう一つ重要なことを教えてくれます。
それは、ループの記憶を保持しているのは、主人公とセツだけだということ。
主人公とセツが繰り返している「ループ」は、いわゆるループものでよくある“過去のある地点に戻っている”、という感じではないんですよね。並行世界……パラレルワールドを行き来している印象です。
この「鍵」という記録媒体があるから、ループの記憶を保持できているのかなと思っていたのですが、みんなが他のループの記憶を持っていないのは、単純に、厳密な意味で全員別人だからなのでは……。
セツは、言います。
「私と一緒に、探して欲しい」と。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/008.png)
「なぜ、この世界は繰り返されるのか。どうしたら、これを終わらせられるのか。その……答えを」
もちろん、「一緒に探そう」と、返事を返しました。
主人公としても、“答え”を知りたいはずです。
……とはいえ、今はまだ何をすればいいのか、見当もつきません。
何もわからない以上は、情報を集めるしかないのかもしれませんね。
セツも「それぞれの状況、それぞれの役割でベストを尽くすべきだろう」と言ってくれます。
「そう、今回ならば──守護天使として。勝利を目指して欲しい」と。
そうなんです。
今回、主人公の役割は『守護天使』です。
そして──
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「私も……グノーシアの一人として。やるべきことを、やるから」
セツは、グノーシアです。
1日目 人間側として
1日目の議論フェーズが始まりました。
セツがグノーシアだとわかっているというのも、妙に緊張してしまいます。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/010.png)
初っ端からジナがドクターだと名乗り出て、ラキオ・しげみちが対抗として出てきました。
セツは偽り出なかったので、エンジニアはコメット1人です。守護天使として護る相手が決まりましたね。
もうジナ・ラキオ・しげみちの誰かがグノーシアで決定なので、あとは極力目立たないようにしてドクターを排除できれば勝ちです。今のところ、セツと繋がりのあるドクターが誰なのか判断できません。
投票の結果は、しげみち・ジナが3票入って決選投票になりました。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/011.png)
いい流れですね。
ドクター全員コールドスリープしてもらってもいいくらいです。……本物のドクターには申し訳ないですが。
決選投票の議論フェーズは、しげみちがコールドスリープかな、という展開になりました。
投票結果は、予想通りです。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/012.png)
セツがジナに入れているので、ジナは人間の可能性が高いですね。
……さて。
守護天使として迎える初めての夜、ですね。
守る相手は決まっています。
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とはいえ、守ることができるんでしょうか……。
2日目 グノーシアであっても
2日目の朝を迎えました。無事に、迎えることができました。
昨夜グノーシアの襲撃を受けたのは、SQです。
セツ、主人公が守護天使であると知りながら、襲わなかったんですね。
2日目の議論フェーズ。
エンジニアの報告により、ジョナスは人間で確定です。(主人公目線としては当然ですが。)
そして残っている2人のドクターの報告によると、しげみちは人間だったようです。
これにより、しげみちがグノーシアである可能性はゼロとなったので、ジナかラキオがグノーシアですね。
前日の決選投票で、セツはジナに入れていたので、限りなく怪しいのはラキオですが。
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セツを疑って揺さぶりをかけてみましたが、残念ながらジナもラキオも乗ってきません。
続くステラの「疑う」で、ラキオがやっとちょっと弁護に同調したくらいです。
人間側シピがやたらとセツをかばっていて、少々厄介ですね。
投票の結果、ジナがコールドスリープになりました。
![画像](/assets/img/articles/gnosia/play-0011/015.png)
うーむ、なかなかうまくみんなを誘導できないですね。
カリスマ値が足りなくなってきたかもしれません。
3日目 グノーシアは本当に仲間を見捨てる
昨夜襲撃を受けたのは、ステラでした。
守護天使が守ることはわかりきっていますからね、さすがにグノーシア側も安易にコメットを狙ってきません。
3日目の議論フェーズです。
唯一となったドクター・ラキオによると、ジナはグノーシアだった、とのことです。
まあ、そう報告しますよね。
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ROUND2でセツがラキオを疑い出し、「あれ?」という状態に。
まさかラキオが本物? そうなると2日目にセツがジナに投票していた意味がわかりませんが……。
どちらにせよ、セツは味方を“切った”ってことですね。
グノーシアが仲間を見捨てることもあり得る、ということがわかりました。
とはいえ、今回のループはちょっと特別なのかもしれません。
セツは主人公に一切矛先を向けてきませんから……。
しかし、だからといって、おとなしく敗けにいくわけにはいきません。
とりあえずセツにコールドスリープしてもらって様子をみたいのですが……、うまくいきませんね。
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ラキオとククルシカで決選投票となりました。
ラキオを潰しておきたいんですが、やっぱりうまくいきません。
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コールドスリープとなったのはククルシカでした。
これでグノーシアがセツ・ラキオだとしたら、ちょっと危ういですね……。
4-5日目 次はもっと、良い形で
長丁場となって参りました。
……が、ここからは唯一のエンジニア・コメットの活躍により、すんなり事が進みました。
4日目はラキオがグノーシアだったと報告され、当然コールドスリープ。
翌日5日目はセツがグノーシアだったと報告され、こちらももちろんコールドスリープです。
別れ際のセツのセリフが、とても切ない。
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セツの敵になるのは、やっぱり嫌だなぁ。
セツのことを好きになればなるほど、エンディングが辛いものになるのではないかと、びくびくしています……。
今回の結果は、こんな感じでした。
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勝てはしましたが、なんとも微妙な気持ちです。
今回は、セツに勝ちを譲ってもらったようなものでしたね。
さいごに
セツの役割はグノーシアで、エンジニア・ドクター・守護天使・AC主義者がいる11人の回でした。
「鍵」を触れ合わせ、経験の共有をした際に見えた、セツのLoop160が、今回のループっぽく感じますね。
途中で途切れていて構成員がほぼ見えないのですが、ちょろっと見えている上の部分から予測すると、「st. gn. sq. jn. kk. nn. sg. lv. rc. cp. cm」かな、と思います。
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最後はおそらく「cm」でコメットだと思うので、ステラ・コメット怪しい説が薄まりましたね。
順番的に、「nn」がジョナス(偽名使ってそうだし)、「lv」がステラ(LeViと口調が同じだし)、ですかね。
そして、ちゃんと11人分あるので、この中に主人公を表すものもあるはずです。
Loop160が、本当に今回ならば、ですが。
それにしても、Loop160か……。
クリアまでどれくらいループすることになるんでしょう……。