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【グノーシア】「この宇宙は、狂っている」グノーシアの味方をする人間 “AC主義者”LOOP9【プレイ日記】

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ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。

LOOP1の記事はこちら
【グノーシア】の記事一覧はこちら

1日目 性質は違えど何かと協力的な2人

また、新たなループが始まりました。
今回は、ただの乗員……人間側のようです。

目覚めた場所は、いつものメインコンソール室。
すでに全員集まっていました。

これから議論を始めようというときに、シピが「つーか、俺にはちょい分かんねーんだけどな」と複雑そうな顔で切り出します。そしてこの人狼ゲームを根底から覆すようなことを言い出しました。

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「グノーシアってのは、退治しねーと駄目なのか?」

ダメだよ! そういうゲームなんだから!
……というのは、あくまで画面の外のプレイヤー目線。
取引してどうにかなると言うのなら、最も平和的で良さそうですね。……ただ、そんなことができるなら、とっくにやっているんじゃないでしょうか。グノーシアというものが、つい最近現れたようなものでなければ、ですが。

ラキオもシピの発言に対し冷静に返します。

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「寡聞にして聞かない」だなんて、ラキオも謙遜することがあるんですね。

「多分無理」という見解ですが、グノーシアにはグノーシアの事情があるかもしれないし話をしてみてもいいのでは?とシピは続けます。どんなものに対しても同情的なのか、あるいは何か思うところがあるのか、グノーシアをも慮るシピ。

もしかしたらそうかも……? という空気が流れかけましたが、セツがきっぱり「無駄だよ」と言い放ちます。

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猫が猫であるように、人間が人間であるように、グノーシアはグノーシアなんだ、と。

セツは、何か知っているのでしょうか。

セツの口ぶりから察するに、グノーシアが標的とするのは“人間”だけなのかもしれません。(この場合の“人間”とは、グノーシアではない“人類”のこと)
グノースに汚染されてグノーシアとなるのも“人間”だけだとしたら、そこに大いなる理由があるのかもしれませんね。なにか人間に恨みがあるとか。そもそも恨むような知性を持っている存在なのかどうかもわかりませんが。
実は人間が作り出した兵器とか意思(自己学習機能)を持つ何かという可能性も。そうなると“擬知体”が怪しいですけどね。だいたいこういう感じのSFものって、AIとかが黒幕のパターンが多いですし。

謎は深まるばかりです。

しかし悠長なことを言っている時間はありません。
答えが出ない以上、所定の手続きに基づき、進めるほかないでしょう。

議論が始まると、ステラが口火を切りました。
「シピ様は、AC主義者ではございませんか?」と。

AC主義者?

「グノーシアって何?」と訊いて怪しまれたかつてのループ(LOOP2)のことをすっかり忘れ、AC主義者について尋ねてしまいました。答えてくれたのは、やっぱりセツとラキオです。

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アンチ・コズミック──略してAC主義者、だそうです。

──この宇宙は、狂っている。
けれど、グノーシアに消滅させてもらえば真実の世界に行ける──

そんな思想を持つ人のことを、『AC主義者』と言うのだそうです。
『AC主義者』は、人間であるにも関わらず、グノーシアのために嘘をついたり、議論を混乱させたりする存在。ちなみに、『AC主義者』は誰がグノーシアなのかを知らないようです。
本家人狼で言うところの『狂人』ですね。

今回のループでは、AC主義者が1人紛れ込んでいる、とのこと。
いよいよややこしくなってきましたね。

ステラにAC主義者なのではと疑われたシピですが、当然ながら否定します。
その後の議論はこのようになりました。

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SQとコメットが疑い合っています。
セツ(と主人公)はコメット側、ステラ・しげみち・ラキオはSQ側につきました。
シピはSQに疑いの目を向けていますが、コメットをかばったりはしていませんね。
しげみちが同調する形で2回ともSQをかばっているのはちょっと怪しいです。(自分のことは棚に上げ)

投票結果はこうなりました。

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うーん。まだこの時点では何とも言えませんね。
しげみちが主人公に入れているのは、先ほど自分でしげみちを疑った理由と同様「同調する形で2回もかばうのは怪しい理論」でしょうか。

コールドスリープを見届けた後、自室に戻ろうとしていると、セツに声をかけられました。
こうしてセツと2人で話すのは、久しぶりかもしれません。

セツは「まだ、ループ回数が多くはないだろう?」と、話し合いのときに気をつけた方が良いことを教えてくれると言います。「AC主義者って何?」と訊いてしまったので、「おや?」と思ったのでしょうか。

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今まではっきりとは伝えてもらっていませんでしたが、やはりセツも、主人公と同じようにループしているんですね。
ループしているのは、セツと主人公だけなのでしょうか。
この“ループ”というのも、よくわからないですね。なぜ毎回状況が全く異なるのでしょう。

ループのことはさておき。
気をつけた方が良いこと、もちろん知りたいです。教えてもらいましょう。

セツいわく、まず大切なのは、目立ちすぎないこと
自ら発言すると目立つ。そして目立てば目立つほど、疑われて投票されやすくなり、グノーシアに消される可能性も高くなる。否定や反論も注目を集めてしまう。自分がどの程度注目を集めているかは、常に意識しておくこと。
そして、エンジニアについて。
エンジニアは襲撃を恐れて自ら名乗り出ないことも多い。状況によっては名乗り出るよう促すことも必要。
……とのことです。

ここで新たなスキル『名乗り出ろ』を取得しました!

これはほしかったやつです。
主人公はそういう特殊なことはできないのかなと思っていたのですが、進行とともに習得していくんですね。
『協力しよう』も、いずれ主人公から言えるようになるのでしょうか。

「こんなところかな」と、セツの解説は終了しました。
そして、「お互い、がんばって行こうね」と笑顔を見せてくれます。

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なんだか切ない笑顔です。
こういう、2人がループしているお話って、どちらかが死なないと終わらない……という結末が多いですよね。
できれば誰も犠牲にならずに、幸せなエンディングを迎えてほしいです。

セツと別れてからの自由行動。
ラキオのいる個室でイベントがあるようなので訪ねてみると、「君か」みたいな絶妙に微妙な顔をされました。
一体誰を期待していたんです?
ところがラキオ、そんな失礼な顔をしておきながら、しかもだいぶ上から目線に『協力しよう』と言ってきます。

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「協力する」か「断る」かの選択肢。
そりゃあもちろん協力しますとも。
前々回セツは断っていましたが、協力しないメリットもしくは協力するデメリットって、何かあるんでしょうか。

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「当たり前だろう」とか言ってるんですが、断ったときの反応もちょっと見てみたいです。
ラキオでも人と協力したいとか思うことがあるんですね。

2日目 フラグ回収の早さはさすが

意外な協力者を得て、朝を迎えると……。

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ラキオォーーーッ!!
なんだよぉ、協力者の状態で生き残ったときの会話見たかったのにぃ。

グノーシアの襲撃によってラキオが消滅。
1日目にラキオが投票していたのはコメットでしたね。
コメットはコールドスリープに選ばれているので、あまり参考にはなりません。
一方ラキオに投票していたのはセツですが……、ラキオは無意味に入れられがちなのでここもなんとも。

2日目の議論フェーズ。
さっそく覚えたてのスキルを使ってみました。
エンジニアとして名乗り出たのはジナとシピ。
エンジニア報告を確認してみると、どちらもセツを調べて人間だと報告しているのでセツは人間確定です。

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どうもSQ・ジナ・しげみちに繋がりを感じますね。
後から名乗り出ていますし、シピが本物のエンジニアっぽいです。

そして投票フェーズ。

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割れていますね。
早くも決選投票の舞台に上げられてしまいました。

決選投票の議論では、SQと主人公が疑い合います。
状況は変わらず、ジナ・しげみちはSQ側、セツ・シピは主人公側についています。
ステラはSQを弁護したり、逆にSQへの疑いに同調したりと、ブレブレです。

決選投票の結果はこうなりました。

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なんとか2日目のコールドスリープは避けられましたが、しげみちに疑われていますし、明日は厳しそう。
ちょっと目立っている感じもしますし、グノーシアに襲われる可能性もありますね。

3日目 あなたは本当に……味方ですか?

3日目に突入しました。
昨夜グノーシアに襲われたのは、人間であると確定していたセツです。

議論フェーズはこんな感じで展開しました。

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これはジナとしげみち、でしょうか。
昨日までかばってくれていたステラが急に掌返して主人公を疑い出し、非常によろしくない状況です。

投票結果は……、

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まあ、予想通り、ですね。
ラキオとセツを失い、ステラが敵に回った時点で、もう勝ちはありませんでした。
グノーシア側に、してやられましたね。

最終結果を見てみると、やはりグノーシアはジナとしげみちでした。

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真っ先に退場したコメットがAC主義者だったんですね。SQはただの乗員でしたか。
1日目の議論を見返してみると、ラキオの判断は全体的に正しかったようです。そして守護天使だったんですね、ラキオ。

今回はさっくり負けてしまいました。
グノーシアの立ち回りが上手かったのか、ツイてなかったのか、もしかしたらステータス的な問題もあったかもしれません。ステルスとかわいげ、上げた方がよさそうです。

さいごに

次のループは、お花畑から始まるようです。

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白い雲が流れる青い空の下。暖かな日差しと優しい風が頬を撫ぜます。
木々や草花のささやきに包まれて、黄金色の髪の少女が花を摘んでいました。

これは、夢なのでしょうか。
この女の子は、一体──