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【ポケモンSV】ホシガリス色の髪の少年とミライドンと冒険の始まり#3【プレイ日記】

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まだ誰のものでもありません

デルビルの群れと親玉のヘルガーに襲われ万事休すかと思われましたが、謎のポケモンことミライドンに救われ、なんとか危機を脱しました。無理をさせてしまったのか、疲れ切って倒れてしまったミライドンのそばで、ネモと主人公は顔を見合わせます。

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ネモはくたっとしているミライドンを見下ろし「見たことない」と呟きました。
そういえば、ゲーム上ではまだこのポケモンは「謎のポケモン」ということになっているのでした。仕入れている数少ない事前情報の中にはパッケージを飾るこの伝説のポケモンの名前もあったので、プレイヤー側は知っていますが、主人公らは当然何も知らないですよね。

かなり距離の離れたところから様子をうかがっていたネモは、主人公がミライドンに指示を出しているように見えていたみたいです。「謎ポケモンと息ピッタリじゃん!」と目を輝かせます。さすがはバトル大好きチャンピオンネモ。今後ライバルになりうる主人公に期待を寄せているのかもしれません。……しかし! 期待に添えず申し訳ないですが、実際はミライドンが自らの意思で戦っていたんですよね。

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「ちがうよ」と否定すると、ネモは「指示出してなかったの!?」と驚きつつ、「まだ主人公のポケモンになったわけじゃないんだ」とミライドンをじっと見つめます。ミライドンの攻撃する様を見て「すごい!強い!」と興奮していましたし、トレーナーの血が騒いじゃったのでしょうか。

そんな会話をしているうちに、少し回復したようで、ミライドンがもそっと起き上がります。

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「主人公のポケモンになったら絶対勝負させてねっ!」と闘志を漲らせるネモ。
画面の外のプレイヤーからしてみれば、まあそのうち主人公のポケモンになるんだろうなーと思ってしまいますが、当人からしてみれば、なんか特別なポケモンみたいだしたぶんならないよって感じな気がします。(ポケモン映画のサトシのような心境)

とりあえずミライドンは大丈夫そうで一安心。
改めて灯台を目指すことになりました。

同級生・ペパー

灯台の足元までやってくると、扉の前にいた怪しい人物に突然迫って来られます。

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ホシガリスを連想させる亜麻色の髪にダークブラウンメッシュの謎の人物は、ミライドンに鋭い眼光を向け、語気強めに「なんでいる!?」と発しました。
勉強に行くとは思えないような大荷物ですが、グレープアカデミーの制服を着ていますね。ミライドンのことを知っている風ですが、一体何者なのでしょうか。……その疑問の答えはすぐ得られました。

ネモは見覚えがあったようです。
彼の名前はペパー。バイオレットの方のポケモン博士・フトゥー氏の息子さんみたいです。

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ただ家族の情報を付け加えただけなのに「父ちゃんは関係ねえ」とわざわざ言ってくるあたり、どうも親子間に確執がありそうですね。

「なぜここに? どうしてこの姿に!?」とやはり語気強めに聞いてくるペパーに全く動じることなく、ネモがここまでに起きたことをざっくりと説明してくれました。

ここでようやく、「ミライドン」という名前を教えてもらえます。

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さらに「本当の姿は戦っているときのフォルムだからな」とも。

彼はミライドンのことをしっかり知っている感じがしますね。
ミライドンの方もペパーのことを知っているようで、何かを尋ねるように灯台の扉の方へ向き直り「アギャギャス!」と鳴き声を上げます。

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それに対しペパーは、「研究所には入れねえよ、鍵かけたからな」と返しました。

もういきなりいろいろ情報を与えられすぎてわけがわかりません。

ポケモン博士の息子と伝説のポケモンに一体どんな関わりが?
灯台に研究所? ミライドンは被験体だったのでしょうか?
とはいえ特に嫌がる様子もないですし、悪いようにはされていなかった感じはしますね。

ペパーは主人公の方に向き直り、「ミライドンは普通のトレーナーがあつかえるポケモンじゃねえ」とやはり眼光鋭く宣告してきます。

……ん?
別に「この子のトレーナーになります」とか言っていないですし、成り行きで一緒にいただけなのに、なぜ急にそんなことを? しかも主人公だけ? ネモもいるのに?
挙句ミライドンの世話がつとまるか試してやろうと強制バトルに。

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なぜなのか。
まあやろうというなら、やってやりましょう。

ペパーの手持ちはLv5のホシガリス1匹のみ。

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こっちは早くも修羅場を越えてるんでね。この程度の障害、乗り越えられなきゃ主人公とは言えませんよ。
さくっと倒して打ちのめしてやりました。

「ちょっとはやるみたいだな。捕まえたばかりのポケモンじゃ話にならねえか」と、負け惜しみつつも(君の最初の1匹はどこへやったのだ)、ペパーはミライドンのモンスターボールを主人公にわたしてくれました。

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このボールは「たいせつなもの」扱いで、てもちのポケモンとして加わるわけではないようです。

ペパーは「やっとボール手放せたぜ」なんて意味深なことを呟きますが、何一つ説明はしてくれず、去っていってしまいました。気になることは多いですが、ミライドンの方は別段気にしている様子もないので、とりあえず預かっておきましょう。

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さて。
いろいろあって、やっと、という感じですが、今度こそ灯台に登ります。

広がる大地と冒険の始まり

まさかのハシゴでしたが、せっせと登って、上に到着。

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海と空と緑と灯台。いいですね。最高に絵になります。

ここから、ネモの隣に立ち、パルデア地方を見下ろしました。

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あ、なんかエモい。
この地方でできた最初の友達であり、きっと最後にたたかうことになるだろうライバルでもあるネモと並んで、これから冒険する世界を見渡す、この図が、なんだかすごくイイですね。

奥に見える巨大なモンスターボールの付いた建物が、主人公らが通うグレープアカデミーです。テーブルシティという街に建っているのだそうです。
ここから見るとまるでお城と城下町ですね。ファンタジー感がたまりません。

もう目の前かと思いきや、建物が大きすぎてわかりにくいですが、まだまだ先は長いみたいです。

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舗装されていない自然な道が続いていますし、絶妙に坂で自転車もこぎづらそう。これは家から登校するのはしんどいでしょうね。寮があってよかったです。

ひとまず途中にあるプラトタウンを目指すことになり、ここからまた自由行動。
せっかくなので真っ直ぐ向かわず、あたりを探索します。

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野生のポケモンを捕まえたり、アイテムを拾ったり、たんぱんこぞうくんとバトルしたりして、思う存分うろうろしてから、プラトタウンまでやってきました。

赤い屋根が目印のポケモンセンターに近付いていくと、すでに到着していたネモが手を振ってくれます。

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今回のポケモンセンターは、建物内に入らなくてもいいスタンド式!
フレンドリィショップも併設されていてめちゃくちゃ便利です。

緑色のカウンターはふしぎなおくりものを受け取るところかと思いきや、『わざマシンマシン』でした。誤字ではなく、本当に『わざマシンマシン』です。わざマシンを作ることができる装置だそうです。

『グルトンのけ』など、野生のポケモンを捕獲したり倒したりした時に、モンスターの素材が手に入っていました。何に使うのかなと思っていたのですが、ここでわざマシンを作るために必要みたいです。ちなみに「モンスターの素材」ではなく「ポケモンのおとしもの」と呼称するようです。

さらにここで、「レッツゴー」と呼ばれる新機能について教えてもらえました。

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なんとバトル画面に移らずとも野生のポケモンをオートで倒してくれるみたいです。バトルの結果はポケモンの強さや相性によって決まり、負けて帰ってくることもあるようですが、これはすごく便利ですね。

さて。
プラトタウンを探索したら、そろそろアカデミーに行きたいです。
テーブルシティは坂を登った先。張り切って行きましょう。

……というところで、今回は終了です。

さいごに

今回、民家に入れません。

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そんなあ!
パルデア地方のお家見学したかったのにい!

……まあ、RPGのお約束みたいな感じになってしまっていますが、普通は赤の他人の家に勝手に入るなんてできませんよね。時代に合わせたというか、現実に即した感じになりました。ちょっぴりさびしいです。