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【グノーシア】人間か否か調査できる“役職”「誰がグノーシアかわかるかもしれない」LOOP2【プレイ日記】

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ゲームのネタバレを含みます。ご注意ください。

LOOP1の記事はこちら
【グノーシア】の記事一覧はこちら

1日目 繰り返される

目を覚ますとそこは、SF映画に出てきそうな、未来感溢れる無機質な部屋でした。

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忘れるはずがありません。
ここは、皆と議論を交わした『メインコンソール室』。

記憶喪失になってしまった主人公は、何が何やらわからぬまま、ここで議論に参加することになりました。
人間を騙り、人間を襲う、人間の敵……『グノーシア』を見付け出すための議論に。
セツ、ラキオ、ジナ、SQと名乗る4人と、誰がグノーシアかを探り合い、最終的に、SQがグノーシアであることを特定して、コールドスリープさせることに成功。主人公とセツが、2人きりで生き残ったのでした。
たしか、セツと「終わったね」と談笑しているところでブラックアウトして……、気が付いたらまたここに。

「……の通り、船内にグノーシア反応が検出された。私たち5人の中に、汚染された者がいるんだ」

セツの声に顔を上げると、そこには、セツの他に、グノーシアにやられてしまったはずのジナ、コールドスリープさせたはずのラキオとSQの姿が。

時間が巻き戻っています。

この状況、理解はできませんが把握はできました。
ということで、SQを告発します。

聞いてくれ、コイツがグノーシアなんだ。
カワイイ顔して、みんなを騙してる。
知ってるんだよ、すでに体験してるんだ。

ところが……、

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「誰が『グノーシア』で誰が『乗員』か役割が変化しています

ちょ、ちょっと、そういうことは先に言ってくださいよ……。
まあ例え変化していなかったとしても、信じてもらえないとは思いますがね。傍から見たらヤバイ奴ですよ。

1人そのまんま鳥人間コンテスト・ラキオに「根拠はあるンだろうね?」と詰められ、説明できずにいると、「ないの? やれやれ……」とあからさまに呆れられてしまいまいた。
何も間違っていないだけに何も言い返せません。

これからどうする?と尋ねてみると、「船にグノーシア侵入を許してしまった際の一般的な対処法を採るべきだ」とセツが答えてくれます。

グノーシアは空間跳躍のたびに一人ずつ人間を襲っていく。
そこで、空間跳躍までに、一人疑わしい者をコールドスリープさせる。
そして、空間跳躍してもグノーシア反応が残っていた場合、また一人コールドスリープさせる。
これを繰り返す。

それが、グノーシアの“一般的な対処法”らしいです。
まさに『汝は人狼なりや?』ですね。

なぜこんな方法を採るのかと言うと、それはグノーシア対策であると同時に、船の擬知体であるLeViとの妥協点でもあるから、らしいです。グノーシア反応を検出した時点で、LeViは乗員の生命維持を行う義務を喪失するばかりか、船ごと自爆する義務が生じるのだと言います。そこで、乗員をコールドスリープさせていくことを条件に、生命維持機能の停止や自爆を猶予してもらう……ということみたいです。

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そこまでとは……、グノーシアは相当な脅威として認知されているのですね。
T-ウィルスぐらい恐ろしいものと考えておいた方が良さそうです。

……ところで、そもそも『グノーシア』って何なの?
発言できたので質問してみると、セツとラキオが答えてくれます。

『異星体グノース』に触れた人間は、汚れて、人間ならざる者……グノーシア汚染者となってしまう。
ところがその異星体についてはいまだ何もわかっておらず、未発見の知的生命体やら別次元の神に等しい存在やらと言われているが、全てただの仮説でしかない。
……とのことです。

そうなのか、と知識を増やしたところで、このループでもラキオに疑いの目を向けられます。
「そんなことも知らないとか、君、嘘っぽいンだけど?」と、またしても至極真っ当な理由で。

このループでは記憶喪失になった事実がない、ということなんですね。
初っ端から何の根拠もなくSQをグノーシア呼ばわりした挙句、世界の常識みたいなことを聞いてきたなんて、たしかに怪しいことこの上ないでしょう。

ラキオはぶっとんだ格好のわりに理詰めしてくるタイプの人なんですね。
こういう小生意気でやたら険のある物言いのキャラ……好きなんですよねぇ。

そして、議論フェーズが始まりました。
正確には、すでに始まっていました。
先ほどの「グノーシアとは?」は、ROUND1で主人公が発言した、という扱いみたいです。

ROUND2〜5をまとめると、こんな感じになりました。

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主人公とセツがお互いをかばい合い、SQはジナ以外を疑っている感じですね。
ジナはラキオへの疑いに同調したり逆に弁護したり、よくわからない動きです。

途中、SQがラキオに人格攻撃し出す場面もあり、これはラキオに票が集まりそうだなぁというところ。
(かくいう自分もラキオに疑いを向けているが。)

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投票の結果は、お察しのとおり、ラキオがコールドスリープ行きに。

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負け惜しみとも取れる長台詞を噛むことなく言い切って、ラキオは大人しくコールドスリープ室へ向かいました。

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いやー、好きだわ、こういうキャラ。

さて。
メインコンソール室を後にしたものの、まだ空間転移まで時間があるようなので、船内を散策することにしました。

LeViに案内をお願いし、最初にやってきたのは娯楽室。
ゲームセンターというよりは、バーのような趣ですね。

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どんなレクリエーションが好きか聞かれたので、コンピュータゲームが好きだと答えると、ボタンがいくつか並んでいる謎のゲームをお勧めされました。
ボタンだけ? 一体どんなゲームなのかと疑問符を浮かべていると、LeViが教えてくれました。

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……さて、次の場所に向かいましょう。

続いてやってきたのは食堂。
未来の配給所感がすごい。テーマパークのファーストフード店のようにも見えます。
ここでは好みの料理を尋ねられ、寿司が好きだと伝えました。

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ホニュウルイのサシミ……?

い、いや、深い意味は無いのかもしれませんね。
冷凍保存した馬刺しでも保管してあるのかも。きっとそうでしょう。

そして次にやってきたのは、船の下層にあるEVA準備室という場所。
そこには先客がいました。

ジナです。

彼女は憂いげに、ガラスの向こうを見詰めていました。

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「グノーシア」という未知の脅威に怯えているのでしょうか。

LeViは言います。
グノーシアを眠らせることに失敗し、船を支配されてしまったら、まずは残っている乗員を消滅させるだろう、と。そして汚染体によっては、極度の加虐傾向を示したり、人間を利用して動物的本能を満たすケースもあり、中には擬知体であるLeViですら記録から抹消したくなるような例も残っているのだと。

「……怖いね」と呟くジナ。
……たしかに、とても恐ろしい。誰かがそうなってしまうのも、自分がそんな風に変わってしまうのも。
防ぐ手段もなく、確実に排除する方法もない。怯えて、疑って、欺いて……。
そんな状況下に、彼女たちは置かれているんですね。

自室に戻るよう、LeViに促されました。空間転移の時間が迫ってきたようです。
別れの挨拶を告げようとしたところで、ジナは思わぬことを口にします。

「誰が、グノーシアか。私、わかるかもしれない」

2日目 エンジニア

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無事に朝を迎えられたのは、主人公とジナとSQだけでした。

メインコンソール室に集まり、本日の議論を開始します。
すると初手から、「少し、話をさせて」とジナが切り出します。

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ジナは、自分が『エンジニア』であるとカミングアウトしました。

『エンジニア』は、空間転移のたびに一人ずつ、グノーシアか否かを調査することができる“役職”のようです。
本家人狼で言うところの『占い師』ですね。

そしてジナは続けます。

「昨晩の空間転移のとき……SQの次元波を調べるように設定した。それで……分かったよ。SQは、グノーシア」

ジナの報告を聞いても、SQは「……へー。そう来るんだ」と返しただけで、可愛い笑顔を崩さないままです。
LeViによると、エンジニアは確かに1人存在するはずですが、誰がエンジニアなのかを判別することは不可能な状況、とのこと。
グノーシアに襲われて消えてしまったセツや、コールドスリープしてもらったラキオが本物のエンジニアで、ジナが嘘を吐いている可能性もある、ということみたいです。

ジナは主人公に「あとは、あなたが、誰を信じるか。……それだけ」と言葉少なに伝えてきました。

この後の議論は、当然ながらSQとジナがお互いを疑い合う展開に。
ジナに黒出しされているので、SQとしてはジナをグノーシアにせざるを得ないでしょう。
またしても、主人公の1票で決定する形です。

主人公として、ここは……やはりSQに入れました。
あんなイベントがあったんだし、ジナは本物のエンジニアでしょう。(メタ発言)

SQのコールドスリープを見届けると、ジナは「……ありがとう」と控えめにお礼を言ってきました。
生き残ったことより信じてくれたのが嬉しい、と。

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主人公も「こちらこそありがとう」とお礼を伝え、お互いコールドスリープ室を後にします。
去り際、ジナは「また……明日、会えるといいね」と、ちょっと意味深な別れの挨拶を残していきました。

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この世界線のジナとは、ここでお別れですが、主人公もきっと「また明日」と手を振ったことでしょう。

ここで、このループは終了。
結果は……、

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やっぱりSQじゃないか!
何の根拠もなく言ったけど、あってたじゃないか!

……というところで、今回は終了。
まだまだチュートリアルな感じですね。

さいごに

次のLOOP3では、登場人物が増えるみたいです。

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ツッコみどころしかない。楽しみです。