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【トロとパズル】スマホでどこでもいっしょ!トロやクロとお話しできる3マッチパズル【レビュー】

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「トロとパズル〜どこでもいっしょ〜」は、2021年5月10日をもってサービス終了となっています。

懐かしの「どこいつ」がパズルになってスマホに登場!

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「どこでもいっしょ」のスマホアプリが出ているって、知っていましたか。

その名も「トロとパズル」。
アプリのタイトルから予想できると思いますが、“どこいつ”な世界観のパズルゲームです。

配信されたのは、2019年10月1日。
意外にも、配信されてから半年も経っていなかったんですね。

それというのも、実は管理人、結構ちょこちょこやっておりまして、現在Lv188まで進んでいたりします。

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Lvが上がれば上がるほどイベントがキツくなる鬼仕様だったので、途中からイベント時しかパズルをプレイしなくなっていたのですが、運営さんがついにイベント専用パズルを開発中と告知してくれました。

イベント専用パズルの実装は3月予定なので、2月までのイベントは従来仕様のようですが、これは非常にありがたい!
ゲーム内通貨で買える2月末までの期間限定衣装も発売開始したので、これを期に「トロとパズル」をご紹介したいと思います。

そもそも「トロ」とは? 「どこでもいっしょ」とは?

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「どこでもいっしょ」は、プレイステーション(無印)のゲームです。
プレイステーションと言えば今やPS4、そしてこれからPS5が発売されますが、それらの初号機たるPSです。

どんなゲームなのかというと、ジャンルとしては、「お話しゲーム」となるようです。
トモダチコレクションや、どうぶつの森ポケットキャンプに近いでしょうか。

ポケットピープル、略して「ポケピ」と一緒に生活し、会話を楽しむゲームです。

ポケピと言うのは、ネコのトロ、ウサギのジュン、カエルのリッキー、イヌのピエール、ロボのスズキのこと。
それぞれ、プレイヤーと一緒に生活をしたい“背景”があり、性格も話し方も話す内容もリアクションも様々。
この子たちとの会話が、癒されるし、“面白い”んです。

「どこでもいっしょ」最大の特徴は、ポケピに言葉を教えるられること、だと思います。
自由に単語を入力して伝えると、「それは人? もの? すること? 体の一部?」「好き? 嫌い?」「愛に関係ある?」などなど、いろんなことを質問され、結構詳しく教えてあげることができるのです。
その教えた言葉が、会話の中で、思わぬ形で登場したり、逆に妙に噛み合ったりして、とても面白いんです。

現実の時間と連動していて、夜になったら寝たり、冬には部屋にストーブが置かれたり、1日の終わりにその日の会話に関わる絵日記を書いたりと……、本当に一緒にいるみたいで、そりゃあもう愛着が湧くのです。
だからこそ、最後のエンディングが、すごく、泣けます……。

「トロとパズル」ってどんなゲーム?

「どこでもいっしょ」のほんわかした世界観が楽しめる3マッチパズルゲームです。
ポケピたちが登場し、当時の「どこいつ」のように、言葉を教えたり、会話を楽しんだりできます。
さらに、ポケピたちに衣装を着てもらったり、いわゆる“マイルーム”を自由に飾り付けたりすることもできます。

ストーリー

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「以前、この白い猫と暮らしていたことがありますか?」という質問から、このゲームは始まります。

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ある日、この白い猫こと、トロから手紙が届きました。
「人間になる」と旅立ったトロですが、どうやらまだ猫のままのようです。
旅の中で、なんと“人間になれる温泉”の噂を耳にしたと言います。
ひとりでは難しいから手伝ってほしいというお願いとともに、手紙には『天つ空町バスツアー』の招待状が添えられていました。

もちろん招待を受けることにしたプレイヤーは、支度をして家を発ちます。
そこで待っていたものは……

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海と山に囲まれた自然ゆたかな小さな町
だけど、ちょっと元気のない寂しい町
そんな町の入口に、小さな温泉旅館がありました
ようこそ『天つ空町』へ

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パズル

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「トロとパズル」は、便宜上、ピースは「フルーツ」と称され、揃えて消すことを「収穫」と呼んでいますが、スタンダードな3マッチパズルです。

隣合うフルーツ(ピース)を入れ替え、同じフルーツ(色)を3つ以上揃えると、収穫(消去)することができます。

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ステージごとに設定されている「クリア目標」を、「残り手数」以内に達成することができれば、クリアとなります。

他の3マッチパズルをやったことがある人にはお馴染みの「お助けピース」の要素も存在します。
「トロとパズル」の「お助けピース」は、隣のフルーツ(ピース)と入れ替えるか、ダブルタップで発動できます。

「お助けピース」は全部で6種類。
それぞれ生成方法と効果が異なります。

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ちなみに、「お助けピース」同士を交差させても発動できますが、その際に特別な効果に変化するようなことはありません。
他の3マッチパズルをプレイしていると、「ミサイル」同士を入れ替えると3個に増殖して飛んで行ってくれそうだなとか、「ロケット花火」と「爆弾」を入れ替えると「十字花火」のように縦横3列消してくれそうだなとか、思ってしまうのですが、残念ながらそのような爽快仕様は今のところないです。
ただし、「レインボースター」同士を入れ替えた場合は、全面収穫(消去)にパワーUPします。

システム

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システムとしては、ホームスケイプやガーデンスケイプ、ディズニーポップタウンなどの3マッチパズルアプリと同様となります。

「パズル」をクリアして、「★」を集め、「ストーリー」を進める、というのが基本的な流れです。
「パズル」をプレイするには「ハート」が必要で、「ハート」はパズルで失敗する(クリア目標未達成のまま手数が0になる)と1つ減ってしまいます。
ちなみに、「ハート」は30分で1つ回復します。

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プレイヤーの最終的な目標は、観光大使として、『天つ空町』にかつてのような活気を取り戻すこと。
そのために、あるときには道の駅を復活させたり、またあるときにはボロボロの町役場を直したり……と、『天つ空町』を奔走することになります。

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その他、おまけというかお楽しみ要素として、ポケピたちの着せ替えや、お部屋の飾り付けができたりします。

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全体的な感想

かつてPSの「どこでもいっしょ」をプレイしていたプレイヤーにとっては、本当に懐かしくて、嬉しいです。
またトロやジュン、リッキー、ピエール、スズキ、だけでなく、クロとまで会えるのも良いですね。
新ポケピのソラも可愛いです。

ただ、「どこでもいっしょ」は“家庭用ゲーム”の「お話しゲーム」だったのに対し、この「トロとパズル」は“スマホの基本無料アプリ”の「パズルゲーム」です。
“あの頃をもう一度”を期待すると、“コレジャナイ”となってしまうと思います。

なぜなら、○ボタンの話しかけるコマンドがなく、パズルクリア後にしかお話しできないからです。
言葉を教えることはいつでもできるのに、ふつうにお話しすることができないのです。
画面を眺めていると吹き出しでしゃべりますが、ほぼ独り言なのでお話ししている感じはありません。

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一方、パズルの方は、非常にスタンダードなので、3マッチパズルが好きなら楽しめると思います。

ただ、「お助けピース」同士を入れ替えた際の特別効果がなかったり、時間回復以外にハートをもらえる手段がほぼなかったり、「お助けアイテム」はパズル開始前に使うかどうか選ぶ仕様だったりと、まあ痒いところに手が届かない感がハンパないです。
また、この手の3マッチパズルの宿命ですが、パズルステージのLvが上がってくると、“運が悪ければクリアできない”から、“運が良くないとクリアできない”に変化するので、そのあたりも好みが分かれそうです。
効果音や演出効果は、可愛いし爽快で、とても良いです。

「トロとパズル」は、「どこでもいっしょ」が好きで、3マッチパズルも好きな人にオススメしたいゲームです。

さいごに

プレイヤーキャラクターがいませんが、ちょっと「トロと流れ星」っぽいですね。
「トロと流れ星」、またやりたいなぁ。
「ノーフューチャー!」なニワトリのアンドリュー好きでした。
PS5でPS2のディスク使えるようになるんでしょうか。ならなくてもいいので、アーカイブに出してほしいですね。

かつてのグラフィックのままでいいから、「モンスターファーム」のようにスマホに“移植”した「どこでもいっしょ」出ないかなぁ。
スマホは、通知機能もありますし、文字通りどこでもいっしょですし、相性良いと思うのですよ。