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【ポケモンアルセウス】舞台は過去のシンオウ地方! 広大な世界を自由に冒険する新しいポケモン【レビュー】

2022/02/03

20220211 追記・更新しました

舞台は過去のシンオウ地方! 今までと違う新しいポケモン

ポケモンシリーズ最新作『Pokémon LEGENDS アルセウス』がついに発売!
基本情報は以下のとおりです。

タイトル:Pokémon LEGENDS アルセウス
ハード :Nintendo Switch
発売日 :2022年1月28日(金)
価格  :6,578円(税込)

ポケモンシリーズは大好きで、初代の赤・青時代からずーっと親しんでいます。
2ヶ月ほど前(2021年11月19日)に発売した『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド / シャイニングパール』の数百年前が舞台となっている、いつもとは違う新しいポケモンということで、今回もとても楽しみにしていました。

現在絶賛プレイ中でして、最初のボス戦的なところを越えたので、ここまでの感想とともに、こちらのゲームのご紹介をさせていただこうと思います。
(20220211追記)無事クリアしました!現在完クリ目指して図鑑埋め中です。

先にざっくりとお伝えしておくと、めっちゃ面白いです!
日本の大正くらいの時代感で、BotWっぽいグラフィックも手伝って、雰囲気が抜群に良いです。自由に広いフィールドを動き回れて、野生のポケモンを観察しているだけでも楽しい!

アクションゲームっぽい要素はあるのですが、ポケモンバトルはほとんど従来通りで、いろいろ違いはあるものの、ちゃんと「ポケモン」でした。

ただし、“従来のポケモンの過去編”だと思ってプレイすると、「思っていたものと違う……」と感じてしまうかもしれません。あくまでもこのゲームは『Pokémon LEGENDS』であり、ダイパのような『ポケットモンスター』のシリーズではないことを念頭に置く必要があります。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』ってどんなゲーム?

世界観

そこは、「ポケットモンスター」ちぢめて「ポケモン」と呼ばれる不思議な生き物が生息する世界。
そんな世界の「ヒスイ地方」と呼ばれる地域を舞台に、主人公となるプレイヤーは、ある組織の調査隊員として「ポケモン図鑑」を完成させるため、広大なフィールドを駆け回ることになります。

ヒスイ地方は数百年前のシンオウ地方。科学技術は発展途上で、ポケモンの生態についても全然解明されていません。人々は未知の生命体であるポケモンを恐れていて、ポケモンもまた人間を警戒しています。この時代には「ポケモントレーナー」という単語すら存在していません。そのため、ポケモンを恐れないばかりか、たやすく捕獲することができるような人はかなり貴重な人材となるようです。

システム

現代のポケモンワールドとはかなり状況が異なりますが、ポケモンゲットやポケモンバトルをしながらポケモンとともに冒険する根本的なゲーム性は変わりません。ただ、目的が「ポケモンを強くしてチャンピオンになること」ではなく「すべてのポケモンと出会うこと」となるので、スタンスがかなり変わってきます。詳細は伏せますが、その目的のために主人公は調査隊員として調査に協力することになるのです。そのため、今作では旅をするわけではなく、拠点から調査のために派遣されてフィールドに向かうような形になります。『ポケモンレンジャー』のような感じですね。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』の特徴と従来のポケモンとの違い

ポケモンの捕獲

ポケモンと言えばポケモンバトル、という印象を持っている方もいるかと思いますが、このアルセウスでメインとなるのは勝負ではなく捕獲です。

従来のポケモンとは異なり、エンカウントして手持ちのポケモンを戦わせて弱らせてボールを投げる……という、ポケモンではお決まりのあの流れがなくとも、いきなりボールをぶつけてポケモンを捕まえることができます。

もちろん今までのように捕まえることもできます。

ポケモン勝負

トレーナーとのポケモンバトルももちろんありますが、従来のポケモンと比べるとかなり頻度が低めです。
たんぱんこぞうくんやミニスカートちゃんのような、いわゆるモブとのバトルがなくなり、トレーナー戦は主要人物とのバトルのみです。

ターン制で、タイプ相性を考えながら“基本的には”交互に技を繰り出して……と、バトルのシステムは今までとほぼ同じです。
ただし、新しい要素として「力業」と「早業」というものが追加されました。

技の出し方を変える機能で、多めにPPを消費して繰り出すことができます。「力業」は威力が上がるものの攻撃が遅くなり、「早業」は威力が下がるものの早く攻撃できるようになります。戦う相手や状況によって上手く使い分けられれば、戦闘が楽になるかもしれません。

当然ながら相手も使ってくるので、想定や予測を覆され、ピンチに陥ることもしばしばあります。

クラフト

最近あらゆるゲームで導入されていて、もはやあって当然の機能になりつつある「クラフト」が、このアルセウスにも存在します。

クラフトに使用する素材は、フィールドのいたるところで回収することができ、中にはポケモンの力を借りて採取するものもあります。

野生のポケモンのトレーナーへの攻撃

この時代でポケモンがこわい生き物として恐れられている理由がこれでしょう。
人間を怖がって逃げるポケモンがいる一方で、警戒心を剥き出しにしていきなり攻撃してくるポケモンもいます。

ポケモンの攻撃を受けると、当然ながらダメージを受けてしまいます。時間が経てば自然に回復しますが、一定以上のダメージを受けてしまうと、目の前が真っ暗になって、ベースキャンプまで戻され、持ち物をロストしてしまいます。ロストした持ち物は、自分で回収することはできず、インターネット通信で誰か(別のプレイヤー)に拾ってもらうしか取り戻す方法はありません。全てを失うわけではなく、持ち物のいくつかを失うだけですが、そこそこのペナルティですね。持ち物を預けておく場所はあるので、必要以上に持ち歩かない方がよさそうです。

登場人物

たびたびお伝えしていますが、ヒスイ地方は数百年前のシンオウ地方です。もしかしたら、現代のポケモンワールドにいる人たちの“ご先祖さま”にあたる人たちに会うことができるかもしれません。

御三家どのコを選ぶべき?

「御三家」とは、主人公が最初の相棒に選ぶことができる3匹のポケモンのこと。
ヒスイ地方の御三家は、シンオウ地方の御三家とは異なり、未来のジョウト地方のほのおタイプ・ヒノアラシ、アローラ地方のくさタイプ・モクロー、イッシュ地方のみずタイプ・ミジュマルとなっています。

タイプ相性があるので、縛りプレイでもしない限りはこの1匹のみで攻略していくようなことはないかと思います。自分の相棒となる最初の1匹ですから、お好きな子を選びましょう。

ただ、ポケモンは進化して姿形が変わるので、あらかじめ進化後の見た目を調べておくのは、アリだと思います。後悔しないように……。

ちなみに序盤の難易度で判断するなら、ヒノアラシが比較的やさしめになるかと思います。
逆に厳しめなのは、モクローになるかと。モクローはくさタイプなので不利タイプが多く、トレーナー戦はもちろん野生のポケモンにも「ばつぐん」に効く攻撃をバンバン打たれてしまいます。アイテムや手持ちの他のポケモン、レベリングでのフォローが必要になってきます。

気になった点

そこまで自由度は高くない

「ゼルダの伝説BotWのポケモン版」なんて噂されていましたが、BotWほど自由度が高いわけではありません。
確かにフィールドはかなり広いですが、BotWほどではありませんし、当然ながら主人公はリンクと違って常人なので、崖を登ることなどできなければ、碌に泳ぐことすらできません。

おつかいゲー&作業ゲー感

調査任務を受け、拠点からフィールドに向かい、達成したら報告する……というのが、物語を進める一連の流れとなるので、良くも悪くもおつかいゲーっぽさがあります。
また、主人公は調査隊員として「図鑑タスク」と呼ばれるものをこなし、調査隊員ランクを上げて、使えるアイテムや機能、探索できるエリアを解放していかなければなりません。その図鑑タスクは、ポケモンごとに設定されており、名前のとおり、きっちり“タスク”なんです。具体的には「20匹捕獲」「特定のわざを10回見る」「特定のタイプのわざで15匹倒す」などです。
それらを楽しめるかどうかで結構感想が変わってきそうです。

バトルよりもゲットがメイン

今までのポケットモンスターシリーズと異なり、バトルよりもゲットの方がメインのゲーム性となっています。そのため、トレーナー戦がほとんどありません。対人戦もないらしいです。また「個体値」もないので、厳選作業もほぼ不要です。なので、バトルが好きな人はがっかりしてしまうかもしれません。
また、調査の名目でとにかくたくさんポケモンを捕まえることになります。ただストーリーを進めるだけならそこまで気にしなくてもいいのですが、図鑑タスクをコンプしたいなんて考えてしまうと、厳選もないのに1種類のポケモンにつき20体30体と捕まえないといけません。

ポケモンとふれあえない

時代背景的にしかたないのかもしれませんが……、ポケモンとふれあう機能がありません。
野生のポケモンの反応と言えば、基本的には襲ってくるか、逃げるか、無反応か、です。中には興味を持って近付いてくる種類のポケモンもいますが、だからといって戯れたりはできません。
手持ちのポケモンもフィールドに出すことはできますが、撫でたり餌をあげたりできませんし、その場から離れてもプレイヤーについてきてくれませんし、もっと“相棒感”がほしいなーと思ってしまいました。

戦闘が理不尽

ゲットがメインですが、当然強制バトルは存在します。そのバトルが、まあまあ理不尽です。ポケモン交代もアイテム使用も許さない先制連続攻撃をされたり、2対1どころか3対1で戦わされたりが普通にあります。
終盤にはもう慣れてきて、「手持ちを絶対にひんしにしない」なんてポリシーは早々に諦めることになります。

まとめ

『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、『ポケットモンスター』シリーズの過去編というわけではなく、過去が舞台の新しい『ポケモン』です。

旅をするわけではなく、道具は自分で作成し、勝負よりも捕獲がメインで、野生のポケモンはプレイヤーに攻撃をしかけてきます。また、自由度もそこまで高くありません。『ポケットモンスター』シリーズだと思ってプレイしたり、『ゼルダの伝説BotW』っぽさを期待してプレイしたりすると、「思っていたものと違う」という感じになってしまうと思います。(個人的には『モンスターハンター』ぽいなと思いました。全てのライドポケモンが解放されるとやっと『BotW』さが出てきます。)
とはいえ、ポケモンの世界の過去に触れることができて、今まで登場したキャラクターたちのご先祖さまに会えるのは、純粋に嬉しいです。なにより、自然に生きるポケモンたちを間近に見ることができるのが、とても新鮮で楽しいです。思わぬところで思わぬポケモンに出会った時の興奮がハンパないです。もし現実にポケモンが存在していたらこんな感じなのかな、と。没入感ばつぐんです。

これはこれ、としてプレイするとめちゃくちゃ面白いので、ぜひプレイしてみてほしいなと思います。