Bedrock Edition v1.19.0
最初の拠点を建築したい
前回のワールドでは村の家の一つを勝手に拠点として活用させてもらいましたが、今回は初っ端から家を建ててやろうと奮闘しました。
こんなに頑張って家を建築したのは初めてだったので、悩んだところや、ここちょっと失敗したかも、みたいな部分も含め「こんな感じに作ってみた」を記録に残しておきます。
建築準備:場所と規模を決める
家を建てる場所は、村から少し離れた花畑の丘の上。
村のそば(というか村人のそば)に建築すると、職業ブロックやベッドを置いたときに村人が反応して家の方に近付いてきちゃって非常にめんどくさいので、離れた場所にしました。
家の大きさは、どのくらいが妥当なのか、全然ピンときません。
とりあえず1チャンクぴったりで作ってみることにします。
……ちなみに、今回のこの建築、何かを見ながら作ることはしていませんが、今までに見たり聞いたりしてきたあらゆる知識・ノウハウ・コツ・その他の記憶を総動員して、自分なりに作る形で進めています。
建築開始:1階と2階と階段をつくる
まずは柱を立てる位置を決めるところから始めます。
こちら、さっそく【誰かのウケウリその1】です。
柱と梁を作ることで、現実に即した建物らしくなり、“それらしく”見えるのだとか。
これだけでのっぺりとした“豆腐建築”からいくぶん脱却できるのではないかと勝手に思っています。
1チャンク(16×16マス)なので、4マスおきに柱を立てるとちょうどよさそうです。
柱を建てたら壁を張ります。
ここで早くも【誰かのウケウリその2】です。
壁は柱の1マス内側に張っていきます。
そうすることで凹凸がきて、それらしくなると誰かが言っていました。
この時点で入り口(玄関)になる場所を決めて壁の一部を開けておきました。
石材が全然無いので、基本は樫の木・白樺の木の木造建築です。
(周囲に苗木を植えて育ったら刈ってまた植えてを繰り返して素材を補充しています。)
続いて床を張ります。
ここでまたしても【誰かのウケウリその3】です。
床の素材は外壁に使った素材とは別のものを使用します。
それだけで村人の家のようなデフォルト感が薄れるとどこかで聞いた気がします。
白樺の木材を選んだのは、明るい色(白に近い色)の方が空間が広く感じられるからです。
これで1階部分がざっくり完成。
しかしせっかくなので2階建ての家にしたいです。
ということで、柱と壁を伸ばし、こんな感じのイメージにしたいなーという(仮)の階段を設置します。
階段の角になるところに柱を建てます。
外の柱とXZ軸がズレてしまいますが、とりあえず気にしないことにします。
階段の幅を3マスにするとちょっと広すぎて邪魔ですし、階段を曲げるという謎のこだわりを諦めたくありません。【建築初心者あるある:妙なこだわりを捨てられない】
ところで、1階の床から天井までの高さは何マスにした方がいいのでしょうか……。
1ブロック1メートルだとすると、現実の家屋を参考にするなら2.5ブロック程度空ければ良さそうですが……。
ログハウスはもう少し高めのイメージです。
少し考えた末、4マスにすることにしました。(梁の上に天井なので、床から天井までは5マス。)3マスだと圧迫感強めですし、あんまり高すぎても普通の家感が損なわれそうだったので、そのくらいが妥当かなと。
高さ4マス空けて5マス目に梁を通します。
外の柱と真っ直ぐ繋げられるようにXZ軸が同じ位置の室内に柱を追加しました。
ざっくり梁を通したので天井を張ります。
梁の上にフルブロックで敷いていきます。
これが1階の天井兼2階の床です。
床を敷いたら、柱を上に伸ばして、通せそうなところだけ梁を通します。
階段と部屋を仕切るために、柱と柱の間を埋めるように壁を張ります。
外壁と室内の壁の素材を同じものにするか悩みましたが、変えてみることにしました。
室内の壁は、床の素材と同様白樺の木ですが、皮を剥いた丸太(原木)にしています。
外の柱にも梁を通して、玄関に樫のドアを設置しました。
感圧版も置いて、家から外に出る場合は自動で開いて自動で閉じるようにしました。
外に置くとmobが勝手に入ってきちゃうので室内だけです。
次は2階にも壁と梁を張っていきたいのですが、全然資材が足りません。
もしかして1チャンクの家って意外と大きめなんでしょうか……。
【建築初心者あるある:規模感がいまいちわかっていない&必要素材量の見積もりが甘い】
木材集めにちょいちょい足止めされながらも、なんとか2階部分も完成。
やはり柱と梁があるだけで全然“それらしさ”が違いますね。
外から見てみると……、うーん。
よくよく考えてみたら正方形の地形にそのまま作ってしまったので、これは結局豆腐建築なのでは……?
【建築初心者あるある:真四角につくりがち】
こうなると、ど真ん中に玄関というのも、妙にチープに見えてきました。せっかく床と壁の素材を変えてデフォルト感をなくしたのに、左右対称になっているために途端にデフォルト感ましましです。
【建築初心者あるある:玄関を中央にしがち&左右対称にしがち】
……とはいえ、ここから正方形ではない形に変えて左右非対称にするなんて、どうすればいいか皆目見当が付きません……。とりあえずこのまま最後まで完成させるところまでいこうと思います。
さて。
それでは次は、建築初心者にとって一番ハードルが高いと言っても過言ではない屋根造りに入ります。
【建築初心者あるある:屋根のハードルが高すぎる】
建築最難関:屋根造り
建築初心者な管理人、こういう家にどういうタイプの屋根がついているものなのか全く知りません。
現実なら絶対に嫌ですが、マイクラの世界は雨に打たれながらでも普通に寝ることができますし、木材が腐ったりもしませんし、屋根の必要性をあまり感じてきませんでした。(屋根があるせいでスケルトンが燃えずに残ってしまったりして、むしろ邪魔まである。)
しかし、建築の練習をしたいのなら、家をつくりたいのなら、屋根造りは避けて通れません。やってやります。
スタンダードな屋根は、三角柱を横に倒して乗っけたような、両端からすぼめるように階段ブロックを配置したものだと思います。ただ、それになると、真四角な家ですし、またデフォルトみが増してしまうような気がします。
そこで今回は、交差させるように三角柱に三角柱を貫いた感じの屋根をつくりたいです。
屋根に使う素材は、アカシアの木材にしました。
理由は、外壁や床天井とは別の素材で在庫が多めなものがアカシアだったから、なのですが、屋根といえば赤色というイメージもありますし、ちょうどよさそうです。
足場があった方がいいので、とりあえず2階の天井を1階同様白樺の木材で張りました。
屋根をつくっていくのですが、ここで再び【誰かのウケウリその4】です。
屋根は外壁より1マス外側からつくります。それらしく見せるには凹凸が大事なのです。
今回は梁と柱が外壁より1マス外側なので、それよりもさらに1マス外側から置いていくことにしました。
正面側と背面側の梁の外側に下を向いた階段ブロックを設置します。
そして、三角屋根にするために、すぼめるように上に積み上げていく工程に入ります。
正面側に置いた階段ブロックの上に階段ブロックを置き、その裏側に階段ブロックを置き、またその上に階段ブロックを置き、を繰り返します。どんなもんだろうと一度降りて確認してみましたが……、なんか違う。
端が尖っていないせいかもしれないと思い、1マス内側から置いてみましたが……、やっぱりなんか違う。
階段ブロックの裏に階段ブロックを付けるとこで傾斜が滑らかになって良い感じになると何かで見たんですが、この家の屋根に使うのはちょっと微妙かもしれません。
いったんこの構成はやめて、次は階段・ハーフ・階段、でつくってみることにしました。
う、うーん……? もしかして端の下向き階段がよくないのかも……?
もう自分がどんな感じにしたかったのか、わからなくなってきました。
【建築初心者あるある:試行錯誤するうちに何が正解かわからなくなる】
階段を積み上げてつくることは間違いないので、もうこのままとりあえずつくってしまいます。
さあ屋根を張っていきます。
終えて見てみると、意外と悪くないかもしれません。
しかし、これで終わりではありません。ちょっと満足してしまいましたが、これではスタンダードな屋根です。今回つくりたいのは三角柱に三角柱を貫いた感じの屋根なのです。
貫く方の三角柱をつくるぞ!と屋根の上に登りましたが、どう始めればいいのかわからず、しばらく呆然と朱い屋根を見つめたまま立ち尽くしました。
とりあえず……、とりあえずどうすればいいんだろう。
真ん中に貫く想定なので、正面から見たときに左右対称になるように、この屋根より一回り小さい屋根をつくってみます。
小さい屋根を伸ばしたときにぶつかる部分は削り、階段ブロックを繋げると、なんだか良い感じに!
最後まで繋げて見てみると……、うーん。
なんか思ってたのと違う。
【建築初心者あるある:なんか思ってたのと違う】
大きすぎるのでしょうか。
いっそ一回り小さくするのではなく同じ大きさにしてみたらどうだろう、と反対側で試してみることに。
さて、どんなもんでしょうか。
大して変わらない!
交差する屋根が同じ高さなのも、なんだか微妙な気がします。
やはり大きすぎたのですね。
縮めたいのですが、足場ブロックがないので高所の作業がかなり面倒です。
装備も拾った革装備と鉄装備を着けているだけなので、屋根の高さから落ちたら即死やもしれない……とひより、いったん先につくった方に高さを合わせて屋根造りを終えることにしました。
屋根裏にも壁を張り、……完成!
内装その他は次回やるとして、今回はここまでにしておこうと思います。
柱、壁、屋根と、ほぼほぼ誰かのウケウリで成り立っている、v1.19ワールドの初拠点。
こうして見てみると、結構良い感じなのではないでしょうか。
間違いなく建築の練習にはなったと思いますし、つくってみてよかったです。
さいごに
「どうやってつくろう?」とずっと悩んでいるよりは、「とりあえずつくってみよう!」と始めてみるのが吉かもしれないです。何度だってやり直すことができますし、悩みに悩んでからつくったとしても結局やっぱなんか違うってなることだってありますからね。
いやー、この家建てるだけ(内装なし)でかなり時間かかりました。
城とか街とかつくる人たちって本当にすごいですね。その域に達することは到底できないでしょうが、つくりたいものをある程度形作れるくらいになれたらいいなぁと思います。