ゲームプレイ日記とレビュー!攻略情報やツールなども

【ナイトレイン】エルデンリング世界観のマルチ前提ローグライク死にゲー【ソロ専の感想】

画像

ナイトレイン、プレイしてみた

画像

死にゲーでお馴染みフロム・ソフトウェアの新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』、プレイしてみたので、現在の状況と感想を書き残しておきたいと思います。

『ELDEN RING NIGHTREIGN』の基本情報は以下のとおりです。

  • タイトル:ELDEN RING NIGHTREIGN(エルデンリング ナイトレイン)
  • ハード :PS5, PS4, Xbox, PC(Steam)
  • 発売日 :2025年5月30日(金)
  • 価格  :5,720円(税込)

こちらはソロプレイの感想となりますので、マルチでプレイしている方とは印象が異なるかと思います。その点はご了承ください。

前作エルデンリングについては、難易度ノーマルかつ特に縛りなしでDLC含めてクリア済みです。エルデン以外のソウルシリーズは未プレイです。ちなみに、この感想記事をしたためている管理人のプレイスキルは別に上手くはないぐらいであることをお伝えしておきます。

エルデンリング ナイトレインってどんなゲーム?

『ELDEN RING NIGHTREIGN』は、『ELDEN RING』の世界観を引き継いだ、マルチプレイ前提のローグライクかつソウルライクなアクションゲームです。難易度が非常に高い、いわゆる“死にゲー”となっております。
プレイヤーは『夜渡り』として、出撃のたびに敵や建物やアイテムの種別・配置がランダムに変わる世界を渡り歩き、限られた時間で己を強化して、1日目、2日目の夜を越え、3日目に『夜の王』と呼ばれるボスを倒すことを目指します。

世界観はエルデンリング

風景やオブジェクトはほぼほぼエルデンリングとなっており、各所に配置されている雑魚モブや野良ボスもエルデンリング本編やDLCで登場したヤツらです。

画像

一部効果が変わっていたり、新しく追加されているものもありますが、基本的には、使用できる武具や戦技・魔術・祈祷、消費アイテムなどもエルデンリングと同じです。ルーン、FP、タリスマン等、用語も概ね一緒。エルデンリングプレイ済みであれば、「この武器は強いぞ!」「この祈祷好き!」「強強戦技キターー!」などと一目でわかるくらい馴染み深いものとなっております。
逆にエルデンリング未プレイの場合、チュートリアルでは全然説明してくれないので、自らゲーム内の図録を読んだり、攻略サイト等で調べたりしないと、よくわからない部分が多いと思います。

画像

キャラクターメイキングはない

エルデンリングとは違い、このナイトレインにはキャラクリがありません。
あらかじめ用意されている6人のキャラクターの中から、好きなキャラクターを選んで出撃することになります。

画像

キャラクターごとに、得意とする武器・苦手とする武器、初期装備、初期ステータス、レベルアップによるステータスの伸びが異なります。また、スキルアーツ(と呼ばれるいわゆる必殺技)が固有のものとなっているので、見た目が気に入ったキャラ……ではなく、自分の活かせるキャラクターを選ぶことになると思います。

画像

ちなみに、各キャラクターたちには、それぞれ『夜渡り』として戦う理由があるようです。

画像

この手のフレーバーテキストは多くを語ってはくれませんが、そこがまた考察のし甲斐があって面白いんですよね。

運とプレイスキルで全てが決まる

『ELDEN RING』の名を冠してはいるものの、遊び方・進め方・楽しみ方がエルデンリングとは全く異なります。エルデンリングが楽しめたからといって、このナイトレインも楽しめるとは限りません

エルデンリングは、こつこつレベルを上げたり、武器や遺灰を強化したり、繰り返し同じボスに挑戦してモーションを覚えたりすれば、なんだかんだ勝って先に進むことができました。へたっぴでも、時間をかけて努力すれば、ゲーム内の数値的な補正が入り、クリアできる仕様だったのです。
ところがこのナイトレインは、出撃のたび、レベルが1になり、武器もステータスも初期状態になります。経験値やお金の代わりとなるルーンも、武器・タリスマン・戦技・魔術・アイテム、その他もろもろ、キャラクターを強くするためのあらゆる要素が毎回現地調達になります。そしてその現地調達には時間制限があります。
フォートナイトなどのバトルロイヤル系FPSゲームなどではお馴染みのシステムですが、時間で探索範囲が縮小してしまいます。よく“円”などと呼ばれていますが、このナイトレインでも、円形に一段階、二段階と、行動できるエリアが狭まっていきます。

画像

この時間がまあ短く、常に急き立てられながら、効率よく自分の欲しいものを探しに行かなくてはならないのです。ゆっくりじっくり考えながらプレイしたい、という人には向かないと言わざるを得ません。

そのくせ、ボス戦の難易度はしっかりエルデンリングなのです。
怒涛の連続攻撃、対複数、広範囲な技、嫌らしいディレイ、すごい補正、などなど。こっちはチクチクちまちまやらにゃならんのに、あっちは一瞬で方が付く……。「高難易度のアクションゲームなんだからそんなの当たり前」と言われればそれまでですが、短いスパンとはいえ、やられるとまたイチからやり直しになるというのは、なかなか心にくるものがあります。

すなわち、『ELDEN RING NIGHTREIGN』は、運や実力、あるいは真なる根気のある者しか、先に進むことができないゲームなのです……ソロプレイの場合

そもそもこのゲームはマルチプレイを前提としています。マルチで複数人とプレイするのであれば、難しいと感じたら上手い人にキャリーしてもらえば良い、友だちとわちゃわちゃ遊ぶ場合は結果どうこうよりその過程がもう楽しい、というわけです。……もっとも、「それでも難しすぎる!」と感じる人が多々いるとは思いますが。

現在の進行状況

プレイスキル:別に上手くはないぐらいの管理人、なんと夜の王倒しました。まぐれかつバグ(※)のおかげの可能性はありますが、とりあえず1回だけVICTORYの画面を拝むことに成功しております。
(※バグの詳細は【ELDEN RING NIGHTREIGN 公式サイト】2025.06.10 アップデートファイル配信のお知らせをご確認ください)

現在15時間ほどプレイして、

  • 出撃回数合計25回
  • 内、二日目に到達したのは14回
  • 内、夜の王と相見えたのは10回
  • 内、夜の王を倒したのは1回

という感じです。

シングルプレイの難易度緩和調整アップデートが入った後に購入しているので、緩和された状態でこれです。とはいえ、上手い人なら普通にやれそうだなーという雰囲気は感じます。

何日もかけて、やっとの思いで三日目のボス『夜の獣』を倒しましたが、これで終わりではありませんでした。フルプライスではないとはいえ、さすがに大ボス1体なはずありませんよね。
チュートリアル扱いなボスを倒すまでに15時間かけちゃってるので、これはクリアまで200時間くらい楽しめそうです。ヘタしたら一生クリアできないかもしれません。しかしながら、成長は確かに感じています。最初は一夜も越えられなかったのに、だんだん二日目に行けるようになり、「絶対無理!」と嘆いていた二日目のボスも倒せるようになって、ついには夜の王も撃破しました。

最終的な感想

いろいろ言いましたが、楽しいです! 謎の中毒性があります。
まだ何十時間と負け続けたわけではありませんし、一面(?)の難易度だからかもしれませんが、今のところ心折れずに楽しめています。

そのうち諦めてマルチでやっちゃうかもしれませんし、もしかしたら突然萎えて積みゲー化してしまうかもしれませんが、まだしばらくはソロでクリアを目指してみます。

エルデンリング以上に人を選ぶゲームですが、ハマる人はすごくハマりそうです。雰囲気抜群のローグライク死にゲーなんて、そうそう出てくるものではないので、そこがドンピシャな人はこれを逃さない手はないかと。
さすがに安易におすすめはできませんが、プレイスキルに自信がある、あるいは、負けること・勝てないこと・やり直しになることにそこまでストレスを感じないのであれば、挑戦してみてもいいかもしれません。
キツい分、越えた時の脳汁はヤバいです。

さいごに

数々のDEFEAT

自分のために今までのDEFEATの記録を残しておきます。

n回目夜渡り最終Lv一夜目のボス二夜目のボス最終夜のボスDEFEAT
1

執行者

Lv. 3
  • 鈴玉狩り
- -
2

鉄の目

Lv. 5
  • 鈴玉狩り
- -
3

守護者

Lv. 5
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
- -
4

隠者

Lv. 4
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
- -
5

無頼漢

Lv. 5
  • 鈴玉狩り
- -
6

レディ

Lv. 4
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
- -
7

追跡者

Lv. 5
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
- -
8

鉄の目

Lv. 4
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
- -
9

鉄の目

Lv. 8
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
-
10

執行者

Lv. 2
  • 鈴玉狩り(未到達)
- -
11

鉄の目

Lv. 8
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
-
12

鉄の目

Lv. 10
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
  • 夜の獣、グラディウス
13

鉄の目

Lv. 12
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
  • 夜の獣、グラディウス
14

鉄の目

Lv. 5
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
- -
15

鉄の目

Lv. 11
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
  • 夜の獣、グラディウス
16

鉄の目

Lv. 10
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
  • ツリーガード
  • 王都の騎兵
  • 王都の騎兵
  • 夜の獣、グラディウス
17

鉄の目

Lv. 8
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
-
18

鉄の目

Lv. 10
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
  • 忌み鬼
  • 夜の獣、グラディウス
19

復讐者

Lv. 6
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
- -
20

復讐者

Lv. 9
  • 鈴玉狩り
  • ツリーガード
  • 王都の騎兵
  • 王都の騎兵
-
21

鉄の目

Lv. 11
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
  • 夜の獣、グラディウス
22

鉄の目

Lv. 11
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
  • ツリーガード
  • 王都の騎兵
  • 王都の騎兵
  • 夜の獣、グラディウス
23

鉄の目

Lv. 12
  • 亜人の女王
  • 亜人の剣聖
  • ツリーガード
  • 王都の騎兵
  • 王都の騎兵
  • 夜の獣、グラディウス
24

鉄の目

Lv. 11
  • 鈴玉狩り
  • 忌み鬼
  • 夜の獣、グラディウス

単独出撃の場合は、やはり遠距離からチクチクできる鉄の目が良さそうですね。上手い人なら執行者や隠者でプレイするの楽しいんだろうなあって思います。
あとから加わる復讐者は、霊体を呼び出せて擬似マルチができるので、ソロプレイヤーの救世主になるかと思ったのですが、だいぶテクニカルで難しそうです。

疑惑のVICTORY

そしてVICTORYの記録も残しておきます。

画像

か、勝った……! ついにやったぞ……!

……と、昨日は大変よろこんでいたのですが、前述したとおり、この勝利はバグの力あってのものかもしれません。

画像

こちらは、昨日6月10日に配信されたアップデートのお知らせページのスクリーンショットなのですが、『・武器種別が弓の武器において、付帯効果「武器を(魔力/雷/聖)属性化」が付加された際、物理攻撃の攻撃力が想定よりも高い不具合を修正』とあります。

画像 画像

まあこんな感じなので、実力で勝ったとは言えないやもしれませんね。

もう二度と勝てないかもしれませんが、これからも懲りずに挑戦していこうと思います。