思いっきりネタバレです。
夜の獣討伐後に解放されるものや、追憶の内容、新たに戦うボスの感想等も含みます。ご注意ください。
追憶:レディ
ようやく知性の蟲を倒したので、次は『兆し』の討伐を目指します。
ついでに追憶も進めたいので、一度レディで出撃してみました。

個人的な目標は、「武器の手入れの材料を探す」ことです。
なぜそんなものを探すことになったのかというと、どうにも追跡者の様子がおかしいからなのです。ぼーっとしていて、心ここにあらずといった様子の追跡者を心配した無頼漢が、巫女であるレディに「ちょっと見てきてもらえねえか?」と頼んできます。レディは快く引き受け、様子を見に行くのですが、無頼漢の言う通り、どうにも様子がおかしい……追跡者は床に座り込み、「こいつの手入れが済んでない」と延々大剣の刃を撫で続けています。

そこで、無頼漢とも相談し、武器の手入れに使えるものを探してきてあげよう! ……ということになったのでした。
……と、いうわけで、リムベルドに降り立ちました。
目的の場所の近くからスタートしたので、1日目からさっそく向かいます。

鉄の目と追跡者の追憶もやったので察していましたが、目的のものを得る前に必ず戦闘が入るようですね。
武器の手入れに使えるものの採取を阻んできたのは『露の守人たち』。

全員蹴散らし、無事『金色の露』を獲得しました。

これにて、個人的な目標は達成です。
この後は、1日目の夜に『貪食ドラゴン』を倒したものの、2日目の夜のボス『降る星の成獣』にダブルダガーで挑んでみたところ歯が立たず(刃が通らず)、DEFEATしてしまいました。

降る星の獣、エルデンリング本編でも曲剣二刀で戦ってたんですが、たぶん魔法とか槌とか使った方が良いですね。
さて、武器の手入れに使えるらしい『金色の露』を追跡者に手渡しに行きます。
受け取った追跡者は相変わらず虚ろな様子ですが、感謝の言葉と共に『くすんだ鉄貨』をいくらかくれました。

「しかし、この植物を用いるのは特殊な手法だが…以前、俺が教えただろうか?」
そう追跡者は訝しがったので、どうやら、レディのこの追憶は、追跡者がレディの正体に気付く前の出来事のようですね。
その後、追跡者のことは無頼漢にも報告し、しばらく様子を見ることになりました。
無頼漢、無骨で粗暴なタイプかと思いきや、話し方は落ち着いていますし、みんなのことを気にかけてくれて、イイ奴ですね。
ここで追憶終了かと思いきや、まだ終わりませんでした。
復讐者が呼んでいたとのことなので、会いに行きます。朽ちた庭先に佇む復讐者に話しかけると、衝撃的な言葉を告げられました。

「…追跡者、あの男はもうじき命を落とす
あやつの戦いを止めるも許すも、お前次第だ」
……え? 「命を落とす」とはどういう……?
そもそもこのナイトレインの世界における“死”の概念が未だよくわかっていません。とはいえ、復讐者が告げた事実は、追跡者という存在が失われてしまう、決して取り返しのつかないことなのだろうと察することができます。
どうするべきか決めかねているのでしょう。思い詰めた様子でとぼとぼと円卓へ向かう巫女に、召使人形さんが気遣って声をかけてくれますが、それがさらなる追い討ちとなります。
「…ご心配には及びません。ここでの戦いは続けられるでしょう
しかし、私たちの悲願、夜の王打倒が叶ったとすれば
あの方は、不帰の客となりましょう
…それでも、私たちは歩みを止めるべきではありません
何より、あなたサマが望んだことですから」
……ここでレディのChapter3の追憶は終了しました。
追跡者が差し出した『くすんだ鉄貨』の説明には、「遠い地の遊牧民たちが、生活を支えるために定住する民との交渉に用いる通過である」と書かれています。加えて、『金色の露』を武器の手入れに使うのは特殊な手法であると聞かされたので、レディの方も追跡者がお兄ちゃんだと気付いたのでは……とも思ったのですが、だとしたら追跡者がレディに耳飾りを返した時のあの反応はなんなんだ……? さりげなく探りを入れてみたのか? あるいは、“歩みを止めない”と決めたので、あえて明かさないことにした、とか……?
なんというか、とても、かなしいですね。
フロムゲーは登場人物がほとんど死ぬって何かで見たことあるので、2人に幸せな結末が訪れるとは到底思えないところが、またなんとも……。
さいごに
夜の王とは一体何なのか?
召使人形の言う“私たち”とは?
なぜ夜の王打倒を願っているのか?
追憶の続きも結末も気になります。……が、レディを使いこなせる気がしません。
HP少ないし、初期装備(適正装備)が短剣ってのもまあまあキツいし、魔法を使えばいいとは言っても隠者のようにFP回復できないし、スキルも使い所が難しいし、アーツでターゲット切っても敵はがむしゃらに武器振り回してきて結局攻撃に当たっちゃうし……。
PS低めのソロプレイヤーにとって、レディはあまりにもテクニカルが過ぎます。
使いこなせる人、本当にすごい。