思いっきりネタバレです。
夜の獣討伐後に解放されるものや追憶の内容、新たに戦うボスの感想等も含みます。ご注意ください。
追憶:鉄の目 施設と裏切り者
前回、前々回と一切触れませんでしたが、鉄の目の追憶が進行中です。忘れていたわけではなく、巫女を見つけられず、少しも進展がなかったのです。そのうち円卓の近くに出てくるだろうと思っていたのですが、全く現れる気配がありません。しかたなくがむしゃらに探し回っていた時、何の気なしに地図を開くと、……向かうべき場所に「!」が表示されていました。

気付かなかっただけで、ちゃんとピンが刺されていたんですね。さっそく巫女に会いに行きました。

あまりにも人目を避けた場所で一体どんな話をするのかと思ったら、どうにもきな臭い“依頼”を受けることになりました。その依頼とは、「円卓」と「施設」の裏切り者を葬ること。
「円卓」というのは言わずもがな、夜渡りたちが集うこの場所およびこの組織のことですね。
そして「施設」というは、この鉄の目くんが所属する傭兵集団のことみたいです。巫女いわく「世界のどこにでも出向き、争いの終結に暗躍する、殺しの手練れたち」とのこと。
その「円卓」と「組織」には屠るべき“裏切り者”がいるようなのですが、どうやらそれが同一人物らしいのです。
目的を同じくする仲間がその道のプロならば、任せようと考えるのは自然な話に思えます。
鉄の目くんの方にも断る理由はなく、巫女からの依頼を受諾しました。
巫女は裏切り者について、こう語ります。
「彼らは夜に立ち向かっていったが、道半ばで敗れ、屈した… 私たちだ」と。
挑戦:狩人
今回は『闇駆ける狩人』に出撃します。

鉄の目くんは裏切り者を葬りに行くことになったわけですが、プレイヤーは実際何をすればいいのかというと、次なる目標がジャーナルにも出撃画面にも記載されていました。「リムベルドで災域に現れる鉄の目を倒す」ことを目指していきます。
1日目
まず、「災域」とは何なのだろうと思っていたのですが、リムベルドの上空に到達して早々に「なんだこれ」と思わず声に出してしまいそうなものを見つけます。

ラピュタに出てくる「竜の巣」のような雲の塊が、砦の上空で渦巻いていました。でっぷりとしていて、なんだか密度が高そう。マップ上に表示されているアイコンも、暗いオーラをまとっています。

いかにも“災い”感があったもので、「災域ってこれか!」と、さっそく突撃しました。
近付いていくと、分厚い雲で日光が遮られているのか、夜のように真っ暗です。戦々恐々としながら、中に入って雑魚モブを片付けていると、突如「他世界の罪人に侵入された!」との通知が。

全身を夜の闇の色に染め上げた「夜の刺客」が、砦の奥から躍り出てきます。そしてヤツは、躊躇う素振りもなく、こちらに猛然と襲いかかってきました。

驚いたのですが、それ以前に……「どう見ても追跡者じゃね?」という疑問が頭の中を駆け巡ります。
「リムベルドで災域に現れる鉄の目を倒す」って書いてあったのに、と。
応戦しましたが、思いっきり振りかぶった大剣の一撃にドタマをカチ割られ、あえなくYOU DIED。

Lv3の鉄の目のHPでは一撃でした。
さすがにこのままでは終われないので、きっちり復讐しに行きました。

無事ルーンを取り返し、ついでに武器を奪い、次の場所へ。本当はもっと探索したかったのですが、一度やられたロスもあり、雨が迫っていたのでこれ以上ここに留まるわけにはいかなかったのです。
そんなこんなで夜になりました。
今夜の前哨戦は大蟹と亡者たち、ボスはミミズ顔です。

こいつ、大鼠やら大蟹やら亡者やらを大量に呼び出してきて、大変鬱陶しいです。
そして、何回やるんだ!とキレ散らかしたくなるくらいしつこく繰り返してくる掴み技を喰らい、地面に頭を叩きつけてのたうち回る技も喰らって……DEFEATしました。

ここにきて、ついに1日目でやられてしまいました。
再挑戦:狩人
せめて夜の王の姿を拝みたい……ということで、再チャレンジです。
1日目
改めて『闇駆ける狩人』1日目……砦を落とした後、次はどこに行くべきか考えるためにマップを開いて、やっと気付きました。鉄の目の追憶の目的地と思われる場所にマークが付いていることに。

ならばあの追跡者は何だったんだ?と思いつつも、マークの場所に向かってみると、予想通り、標的である鉄の目が侵入してきました。

弓での攻撃の他、短剣を振り回し「血の刃」を放ってきたり、蠅壺をぶん投げてきたりします。

この手の敵対NPCの独特な動きはかなり厄介なんですが、この「夜の狩人」くんは全然可愛い方ですね。きっちり叩きのめしておきました。

これにて、リムベルドで果たすべき「個人的な目標」は達成です。
ところが……、「裏切り者の手紙」を入手した!とか、30000ルーン獲得した!とか、そんな勝利の余韻に浸る暇は与えてもらえず、唐突に悪魔に呪いをふりまかれました。取引もしていないのに、HPの最大値が減っています。

あンの山羊頭! なに別の標的のときまで出張ってきてんだよ!
マップを開くと、ここまで来いと言わんばかりに赤い印が付けられています。

仕方なく、向かいました。念の為、祝福に寄ってレベルを上げてから。
赤い印の場所には、やはりヤツがいました。話しかけると「取引」を持ちかけてきます。

15000ルーンを支払えば、冒涜の呪いを解いてくれるそうです。
「最大HP減らしといたよ、キツいでしょ? 戻してほしけりゃ金払え」……と?
ランサムウェアかよ。それ取引って言わないよ、恐喝って言うんだよ。
腹立たしくはありますが、最大HPが減っているのは正直キツいです。おとなしく支払うことにしたのですが、ルーンが足りない! レベル上げてきちゃったんでした。
急いで近くの廃墟にいた『しろがね人たち』をやっつけ、とんぼ返りして取引を終えました。
雨が迫っていて慌てていたもので、よく読んでなかったのですが、一応元の状態に戻るだけでなく、「状態異常への耐性」と「所持ルーンに応じて、攻撃力が高まる」というバフを得たようです。

雨に追われ、夜が訪れます。
ユビムシたちを片付けると、『百足のデーモン』が出現しました。今夜のボスはこいつです。

ここは無事に越えて、2日目へ。
2日目
1日目と打って変わって、2日目は何もイベントが起きませんでした。
今夜の相手は、前哨戦が霊体の失地騎士と流刑兵たち、ボスが僻地の宿将です。

ソールの城砦にいる、氷と雷属性のニアールの方ですね。本編ではめちゃくちゃ苦戦した覚えがありますが、夜渡りのアーツとスキルが優秀なおかげで、なんとか勝てました。
3日目
ようやく、夜の王に到達しました。
上からズドンと落ちてくる派手な演出で登場したのは『夜光の騎士、フルゴール』。
大剣を携えた隻腕のケンタウロス……といったところでしょうか。

全体的に攻撃が速く、緩急のついた動きに度々不意を突かれ、苦戦を強いられます。(夜の王との戦いで苦戦を強いられなかったことなどないと言えばそうですが)

半分ほど減らすと第二フェーズに移行。
紫黒い血……なのでしょうか、液体が肩から噴き出し、異形の左腕が生えてきます。

ここからもちろん攻撃が激化。
異形の左腕を鞭のようにしならせ叩きつけ、夜色の液体を撒き散らし、狂ったように暴れ回ります。
そして、大剣を抱くように握り締めて光をまとわせたと思った次の瞬間、足元から突き出てきた光の切先に刺し貫かれました。


つよぉーい。
しかしながらリブラよりは全然、慣れればやれそうな感じがします。
追憶:鉄の目 封蝋と盃
裏切り者の鉄の目を始末したので、巫女に報告に行きました。
首尾を尋ねられ、鉄の目くんは『裏切者の手紙』を手渡します。
その手紙に何と書かれていたのか、プレイヤーにはわかりませんが、巫女は「…あちら側から足を運んでくれるとは、願ってもない 機を待とう」と、目の前に立つ鉄の目に告げ……ここで追憶は途絶えます。
更新されたジャーナルに目を通すと、『鉄の目の高盃』と『割れた封蝋』を獲得しました。

これにて、鉄の目の追憶クリアです。
さいごに
ちょっとよくわからなかったのですが、共通の裏切り者は、あの倒した鉄の目だけでなく、複数人いるってことなのでしょうか? たしかに巫女は「私たち」と表現していましたが、施設と円卓共通の裏切り者が複数人いて、全員を葬り去りたい、と? 今回の依頼はそのうちの1回に過ぎないということ?
「夜に取り込まれて増え続け、世界を渡っている」「その中には別世界の貴方が混ざっている」とも言っていたので、共通の裏切り者というのは、もれなく“夜と戦うことを放棄した鉄の目”になるということなのか……。あるいは、この依頼の話をした際に「何か掴めるかもしれない」と言われて送り出されているので、今回の依頼の目的は、共通の裏切り者を屠りに行くことではなく、標的の居所を知るための手がかりを得ることだった、ということなのでしょうか。
この追憶の後に追記されたジャーナルの鉄の目の報告書には、「裏切り者の… 怪物の手掛かりを得た」と記されていました。
円卓の裏切り者である“夜と戦うことを放棄した鉄の目”の中に、「怪物」と称される特別な鉄の目がいて、そいつこそが施設の裏切り者であり……すなわち、円卓と施設の共通の裏切り者ってことなのかもしれませんね。
面白くなってきました。