思いっきりネタバレです。
夜の獣討伐後に解放されるものや、新たに戦うボスの感想等も含みます。ご注意ください。
挑戦:魔
今回挑む標的は『調律の魔物』です。

パッと見、蛙みたいなボスなのかなと思いきや、「人の真似事をする奇妙な山羊頭」と書かれています。
巨大な目玉に見えるのは、ぐるんとねじれた角と、その隙間にぴったり嵌め込まれた鈴のような何か、ってことなんですね。
1日目
特にイベントは起きず、なんやかんやLv5に。
もうすぐ夜が来るなぁと思いつつ移動していると……光る女神像を発見しました。

これ、エルデンリング本編の方ではトロルやアイアンメイデン(人さらいの乙女人形)に壊してもらうのですが、ナイトレインでは夜渡りのアーツの攻撃で壊せるらしいです。(※壊せないアーツもあります)

この女神像からは、『鍛石【1】』と『巨人の聖印』が出てきました。
今回は出てきませんでしたが、『鍛石【2】』が出てくることもあるみたいです。
そして夜到来。
前哨戦は、大きいユビムシと小さいユビムシたくさんです。ボスは……『百足のデーモン』。

……え、誰?
エルデンリングは裏ボスも隠しボスも野良ボスも全て倒しているはずなのですが、全く覚えがありません。
背からムカデのような体が触手のようににょろりといくつも生えていて、キメラみがあります。顔を持つ体それぞれに独自の意思があるのか、切り離されると本体とは別に攻撃をしかけてきます。分離したヤツらにダメージを与えても、当然ながらボス本体にはダメージは与えられません。しかも割とすぐまた生やしてきやがります。「百足」と名前に付いているくせにトカゲみたいですね。

ちょいちょい雑魚を生み出すとはいえ、激しい攻撃はしてこないので、比較的戦いやすいボスでした。
無事撃破し、朝を迎えます。
2日目
道中で坩堝の騎士に喧嘩を売ったら返り討ちにあいました。
何とか倒してロストした分も取り戻しましたが、大楯持ち相手はやはりキツイと思い知らされました。

27000ルーンはかなりオイシイですが、パリィできない場合はおとなしくスルーした方がいいかもしれません。
そんなタイムロスもあり、夜到達時点でのレベルは9と微妙。
夜のボスは前回の『兆し』と同様『神肌の二人』でした。前哨戦も変わらず黒炎の僧兵と咎人たちです。

ここはちゃんと越えて、いよいよ最後の夜へ。
3日目
もはやお馴染みのだだっ広い砂地に足を踏み入れ、真っ直ぐ疾走していきますが、いつものようにボスが飛び出してくることはありませんでした。代わりにぽつんと、“何か”がいます。

金色の秤を携えた細い腕を除き、全身をくすんだ緑色の布で覆い隠している“何か”。ソイツに話しかけてみると、“取引”を持ちかけられました。
選択肢は5つ。
「信仰に優れた体になりたい」
「状態異常に強くなりたい」
「死を遠ざけたい」
「取引はしない」
「立ち去る」

「人の真似事をする」と、『調律の魔物』の説明にありましたね。“お店屋さんごっこをしたがる山羊さん”だと思うとちょっと可愛いく見えてきました。せっかくなので取引に応じてみます。
「死を遠ざけたい」を選ぶと、「HPが残り少ない時、HPを全回復する代償に最大HPが減少する」という効果を得るようです。これにて取引は成立。
残念ながらと言うべきか、嬉しいことにと感じるべきか、もちろん夜はこれで終わりません。
「時は満ちた」……と、被っていた布を消し去り、『夜の魔、リブラ』がその正体を顕にします。

こいつ、とにかく攻撃が激しい!

空中や地面に魔法陣を浮かび上がらせ、黄金色の閃光を飛ばしてきたり、光の柱を生やしてきたり……。
かと思えば、突如バリアを張って坐禅を組み始めます。

とりあえずバリアに殴りかかってみましたが、破壊が間に合わなかったようで、ふっとばされました。
何かと黄金色に輝く絶え間ない連続攻撃の火力の高さにヒィヒィ言っていると……ついに、“その時”が訪れます。
リブラは杖を高く掲げると、夜渡りの目の前に転移し、真下に光の柱を出現させ、ガツンと一発かましてきやがりました。

この攻撃、一撃死こそしませんが、かなりの高火力です。
致命的なダメージを受けてしまい……と、ここで取引の効果発動!

力尽きることはなく、HPが全回復する代わりに、最大HPが減ります。
この最大HP減少状態、死んで復活してもそのままなんですね。ただでさえ鉄の目のHPは低めだというのに……これは取引するべきではなかったかもしれません。
そして、こいつの大技は、狂い火の儀式……なんでしょうか。

雨乞いでもするように、両膝をついて、杖を掲げては石突きで地面を打ち鳴らす動作を繰り返し、全体をMADNESSにしてきます。
半分も削れず、DEFEATしました。

“お店屋さんごっこをしたがる山羊さん”なんて可愛いもんじゃありません。ちっともかわいくない!
こいつに勝てる未来が視えません。
さいごに
1日目夜に戦った『百足のデーモン』ですが、『ダークソウル』に登場した敵みたいです。
どうりで覚えがなかったわけです。フロムゲーはエルデンリングしかプレイしたことがないので、そもそも出会ったことのないボスでした。
エルデンリングからフロムゲーに参入したプレイヤーにとっては新鮮なボスで、過去にダクソを越えているプレイヤーには懐かしく感じるボスになるわけですね。謎の世代交流感がとてもイイ。